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TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

Another Country 1984

Another Country
Another Country (1984) Text : Film-1 : Film-2
Writer Julian Mitchell adapted Another Country from his successful stage play. Its main character, Guy Bennett (Rupert Everett), is loosely based on real-life traitor Guy Burgess, while Bennett's friend Tommy Judd (Colin Firth) resembles other members of the Cambridge 'ring of five' spies.:25年近く前になる?のだろうか。日本でも大ヒットした映画で実は私も見ている。そう言えば一方はスパイとなり老いてソ連で暮らしていた。主人公がCambridge fiveの一人 Guy Burgessがモデルだとは今の今まで知らなかった。そういうことは当時話題にもならなかった。この映画をベイスに考えると、スパイになった動機の大部分は同性愛による社会的挫折?と言うことになる。イギリス上流階級の少年達のそれにしても美しい映画だった。

Guy Burgess: file
Maclean, Burgess, Philbyは祖国を離れソ連に逃走した
: 経過file

2003年にはズバリCambridge SpiesというTVドラマも作られた。
Cambridge Spies :Film部分 : 探せば他にも沢山ある。

2009年7月3日:追記
参照:ゲイ映画ベストテン

2009年7月10日:追記
Another Country (1984)でケンブリッジ・ファイブのひとりGuy Burgessを演じた俳優Rupert Everettは自らカミングアウトしたゲイだというだけでなく、なんとケンブリッジ・ファイブのひとりDonald Duart Macleanの子孫であることが分かった。スパイ行為が発覚した際、BurgessとMacleanは二人してソヴィエトに逃亡した。俳優Rupert Everettが「真夜中のカウボーイ」のJohn Richard Schlesinger 監督と二人でTVのTalk番組に出演しているFilmを見つけた。参照:Charlierose 31:30: クリックして御覧下さい。またJohn Richard Schlesinger監督の胸の痛む最後に関してはwikipedia:John Richard Schlesingerを参照してください。

テーマ:歴史 - ジャンル:政治・経済

Kim Philby

Kim Philbyには前から興味があったが、少ししか手をつけていない。たった今ソ連製の54分にわたるFilmを見つけた。一人のスパイに関してこれだけ完全な驚くべきfilmは初めてだ(まだ半分しか見ていないが)。ケンブリッジのイギリス人エリート集団のスパイの中でも最重要人物だ。これだけKGBのスパイとしてオープンに手厚く葬られたイギリス人スパイも珍しいのではないだろうか。(確か二重スパイだった)これでRudolf Hessの記事の参照7はほぼ確定した。つまりRudolf Hessは誘き寄せられ罠に嵌められたのだと言うことがわかる。時間も遅い。続きは明日残り半分を見てから。

KIM PHILBY : Comrade-Philby 54分
Comrade Philby is the fascinating story of a British agent who turned spy for the Russians. Harold Adrian Russell Philby, known to his Muscovite companions as Comrade Kim, defected to the Soviet Union in 1963, working as a British affairs consultant until his death in the late 1980s. He was buried with the military honours normally reserved for a KGB agent.

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Alger Hiss (3) The United Nations

The United Nations : 国際連合の成立過程
出典:THE FEARFUL MASTER 
This and similar official records reveal that the following men were key government figures in UN planning within the U.S. State Department and Treasury Department: Alger Hiss, Harry Dexter White, Virginius Frank Coe, Dean Acheson, Noel Field, Laurence Duggan, Henry Julian Wadleigh, John Carter Vincent, David Weintraub, Nathan Gregory Silvermaster, Harold Glasser, Victor Perlo, Irving Kaplan, Solomon Adler, Abraham George Silverman, William L. Ullman and William H. Taylor. With the single exception of Dean Acheson, all of these men have since been identified in sworn testimony as secret Communist agents!
アメリカ合衆国、国務省、財務省にいた人材の中で国際連合構築計画に参加した人物の名前を太文字にした。列挙した名前の中でDean Acheson一名を除くすべてが後にコミュニストのスパイだと判明している!(そのうち時間があるときに一人一人を詳しく検証してみたいと思っている。)
The United Nations' 60th Anniversary Celebration in San Francisco on June 25, 2005
国際連合創設丸60周年記念式典の報告。招待にも関わらず国家の要人は誰一人現れず、というレポートがなされている。そもそもこのサンフランシスコの60年前を振り返ると...
San Francisco 1945 The United Nations
The photo exhibit started to become unnerving halfway through. In this picture, Alger Hiss -- who was Secretary General of the founding charter conference -- presides over the founding of the United Nations. Why unnerving? Because we now know that Alger Hiss was a Soviet spy before and during the founding of the U.N., and that he was working to promote the global Communist movement. Hmmmm. むべなるかな。正体が見えてしまったんですよ。誰かのこんなセリフ「I don't think that now is the time for celebrating the UN. It is time to talk about either disbanding the UN or radically reforming it.」傾聴に価します。日本人の耳にも届けばいいんだけれど。

参照:MaCcarthyの国際連合観:元ペイジ
he was well aware that the U.N. Charter had been drawn up by the Communists, pro-Communists, Socialists and the like. He knew the Charter did not guarantee protection of private property, nor religious freedom, and in fact under the United Nations there is no God. Senator McCarthy suggested that we give Red China our seat in the United Nations, and that would get us out from under the jurisdiction of that dangerous organization."
参照:MaCcarthyのAlger Hiss観:元ペイジ
Hiss sat behind President Franklin Roosevelt at his Yalta meeting with Stalin and managed the conferences that created the United Nations.
参照McCarthy was essentially right
参照THE TRUE HISTORY OF A GREAT PATRIOT: The Late Senator Joseph R McCarthy, by Mrs Larry Lawrence Lent, his secretary:納得させられる話だった。説得力があるし、内情が良くわかる。MaCcarthyの秘書だったMrs Larry Lawrence Lentの発言だからか、もやもやとしていた部分が明らかになった。MaCcarthyがあの時期に登場しなかったら、無自覚のままアメリカはその他の多くの国々のように赤化していたかもしれない。
要点1:赤狩りのマッカーシー、と言う最悪のイメージは敵対的マスコミに(大部分)によって意図的に捏造されたものである。
要点2:ドイツの半分、ベルリンの半分のみならず、それまで独立国だった国々(Poland , Romania , Czechoslovakia, Lithuania , Latvia等など)をソ連の支配下におくことで平和が保たれると、スターリンに言いくるめられていた。(スパイ達またはPinko達に中枢部が洗脳されていた!)正気の沙汰とは思えない。

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Alger Hiss (2) UN Charter

もう何日もAlger Hissの資料を読み漁っている。
Alger Hiss On Venona Files
これももう一度全部読んだ。THE ALGER HISS CASE
視聴覚完璧サイトだ。The Alger Hiss Trials
こちらは貴重なReal Time資料だ
The timeliness of the Alger Hiss case
Spartacus school net:Alger Hiss
warbler
映画よりも凄まじいドラマチックなどんでん返しが頻発する。そしてこれだけ資料が溢れているのはVenonaによって近年最後の逆転がなされたからだ。HissとChambersの対決は大きな意味を持つことになる。しかし何日もかけて私が探していたのはこれらの資料ではない。1945年2月から4月にかけてのAlger Hissのこの動きだ。
1945 February - Hiss is a junior member of the U.S. delegation to the Yalta conference as an adviser to Secretary of State Edward R. Stettinius, Jr.
1945 March - Chambers meets with Raymond Murphy, a State Department security officer. He names Hiss and 26 others as being affiliated with an underground communist group. Chambers again says he left the Party in 1937. Chambers repeats this to the FBI later in the year.
1945. April 12 - F.D.R. dies. Harry S Truman becomes the 33rd President of the United States. For Alger and Donald Hiss, Roosevelt was the preeminent world leader of the 20th Century.
1945. April - At the age of 40, Hiss becomes Director of the Office of Political Affairs. Shortly thereafter, he serves as Secretary General of the San Francisco Conference, which drafts the United Nations Charter. After the conference, Hiss is chosen to fly the charter to Washington in a special military airplane for President Truman's signature.
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2006年5月「反日勢力を斬る」の記事にあるNHKのこの番組をNet Cafeの部屋からちょうど出たところのロビーで偶然見て卒倒しそうになった。こんな事務総長のいる国連、なんと偏向しているのかと。
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Harry Dexter Whiteはハルノートで有名だが、忘れてはいけない、彼はWorld BankとIMF設立の父なのだ。(無視してはいけない資料 : Harry Dexter White :Elizabeth Bentley を書くときにおそらく再びHarry Dexter Whiteに触れるだろう) 同じようにAlger Hissは国連憲章を起草し、国連創立の中心メンバーでしかも事実上初代の国連事務総長なのだ。後に偽証罪で服役しそれでもまだ灰色だった部分もVenonaによって真っ黒なことが判明したソ連のスパイなのだ。
Alger Hissに関してはAlger HissやWhittaker Chambersの記事にすでに詳しく書いているので過去記事ともどもゆっくりと目を通していただきたい。
ヤルタ会談がすべての発端だ(構想は太平洋戦争開戦前の大西洋会談から具体的に立ち現れ、Alger Hissの登場するヤルタ会談からコンクリート化していく。大西洋憲章については後日とり上げたい)。ヤルタ会談がどういうハゲタカ会談だったか思い出せば、日本が60数年ハゲタカドモのえさ扱いでありつづけたことがわかるというものだ。国際連合の存在意図とは?存続するとすればZeroからの再構築が必要だろう。サービスです。覗いてみますか?
The United Nations Charter
上の写真は(UN Charter signing ceremony) 国連憲章調印式
場所: San Francisco, United States
起草日 June 26, 1945・・・・・・・・・・・ 
(日本に原爆投下:August 1945)・・
批准日 October 24, 1945・・・・・・・・・
参照:国際連合憲章:日本語:英語
悲惨な戦争を体験した国際社会が反省をこめて構築した戦後の平和のため国際機構ではないことがよくわかるだろう。国際連合とはまだ戦時中だった日本にとっては、複数の敵対国の悪意に満ちた勝利の先取り、勝利支配の永遠化機構に過ぎない。連合国側にとっては目と鼻の先の勝利の結実であり、それは真珠湾に引きずり込むより以前の1941年8月からの4年にわたるシナリオの夢にまで見た実現に他ならなかったのではないだろうか。
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参照:The Yalta Conference :February 1945
参照:Atlantic Charter:AUGUST 14, 1941
参照:The Atlantic Conference

: Alger Hiss Fallout on Politics :

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Alger Hiss (1)

参照1Alger Hiss:Alger Hissに付いてWikipediaでもすでにこれだけ詳しく書かれている。1945年のヤルタ会談に出席しているほどの重要人物である。ヤルタ会談においては主に戦後の国際連合の構築に関わった。
参照2The fearful master-a second look at the United Nations by G. Edward Griffin(1964)という本がある。第2部で国際連合という機関がいかにCommunist達の手により構築され支配運営されていたかが書かれている。第9章に於いてはAlger HissとHarry Dexter Whiteの正体が暴かれている。
参照3:打ち込みが非常に手間取るので、こちらの文章をお借りする。ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報と言うサイトのこの記事に私と同じ視点とらえたAlger Hissのことが紹介されている。Clickをお願いします。
また話題が逸れてしまうがこの文章の中の「それが米国上院のジョゼフ・マッカーシー上院議員であり、彼の「アカ狩り」の矛先は根本的にはどうもマーシャルに向けられていたようだった。」は見逃してはならない部分だ。ジョゼフ・マッカーシー上院議員の急激な消滅はここに始まるからである。
さらに話題がずれるが「このアルジャー・ヒスとデヴィッド・ロックフェラーは後者が若い頃はカーネギー国際平和財団で理事会の席を一緒にした間がらであり、関係は非常に良好だった。デヴィッドの回顧録『メモワール』にもそれが書かれている。」この部分も実は、私がいつかまとめたいと思っている内容と関連している。日露戦争の高橋是清の外債と「ウェルカムトゥパールハーバー」のクーン・レーヴ商会と昨年破綻したリーマン・ブラザースが一直線に繋がって、しかも論理のパラダイムを超え、記事にまとめるのに四苦八苦しているところだ。《追記:四苦八苦してまでこの部分を書く必要がなくなった。『「日露戦争」と「日米対立」と日中戦争」の舞台裏』というトータルで明快なペイジをみつけた。ここにこのテーマは少々場違いだけれど、重要で説得力のある裏舞台が整理・整頓されているのでリンクさせていただいた。》
当時の金融資本家はとかく統制的・寡占的なビジネスを好んでいた。共産主義のシンパも多数いた。...国際金融資本家の間では共産主義は一種のトレンドだった。」の部分の確証がとれれば、絡んだ糸はほぐれ、明快になるだけでなく、細面のAlger Hissが幾多の証言・証拠に動揺もせず老いて死ぬ最後の最後までシラを切り通したことも納得できると言うものだが。(Bruxelles注:一種のトレンドだった、で割り切ってしまえば明快なのだが、それではあまりにも説得力がない。資本家の間で共産主義が何故、どのようにトレンド足りえたのか、具体的な原因解説が必要だろう。)
参照4:こういう詳しい比較的最近の資料もある。"The Alger Hiss Case; A Half-Century of Controversy" by Ehrman, John (2007). 二転三転するAlger HissとWhittaker Chambresの裁判抗争について詳しく書かれている。地位的に外見的にAlger Hissの方が信用される人物だった。Chambersに加担したNixonもAlger Hissほど善良には見えない不利な顔相をしている。Whittaker Chambresに味方したのはかぼちゃと、Venona Filesの登場だった。
参照5Alger Hiss discusses why he and other New Dealers became political targets following the death of FDR. (Audio Only)Hissの声が届くが短い。
参照6This newsreel clip sets the stage for "the trial of the century."
参照7The Alger Hiss Story : The Time Line:
参照8: Alger Hiss : Venona and the Russian Files
参照8The Alger Hiss Story: Watch and Listen :実写films:
参照9The Alger Hiss Story: The Bookshelf:
参照10Alger Hiss : As a spy
参照11The Alger Hiss Story : The Cast:
参照12The Alger Hiss Story : The Coutroom:
参照13The Alger Hiss Story 元サイト
参照14The Alger Hiss Case :詳しい!
参照15Alger Hiss: Time 1978

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Charles A. Willoughby (2) 制作中

1951年8月22,23日、下院非米活動調査委員会に於けるCharles A. Willoughby氏の証言を首を痛めずにじっくり読めるように編集しファイルにした。部分分けして少しづつUploadしていきたい。真珠湾にSorgeが関係したかどうかではなく、Charles A. Willoughby氏の証言を通してアメリカが何を知り何をどう判断したのか、私達日本人が今初めて何を知り何をどう判断するのか、虚心坦懐に検証するための資料として提出したい。緑色に色づけた部分は、単に私が重要だと判断した部分にすぎない。
判断や感想はコメントに書き込んでいこうと思っている。読者諸氏の判断や感想のコメント欄への寄稿も大いに期待している。

1.Charles A. Willoughby証言 No.1
2. Charles A. Willoughby証言 No. 2

拡張子rtfのファイルfはBlogにUpload出来なくて、しかたなく私Bruxellesが既に所有しているGeocitiesのサイト「Si on chantait」の内部を借りhtmlのファイルにしリンクすることにした。

参照:国会図書館 Charles Willoughby :
参照:Charles Andrew Willoughby :important!
Major General,United States Army
参照:The Story Of General Willoughby:

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Charles Andrew Willoughby (1)

Tel Quel Japon過去記事

過去記事からの引用1
日本が60日以内に真珠湾(Bruxelles注:真珠湾と言う言葉が本当にあったかどうかでこのゾルゲ情報の価値は決定する。もし無かったのなら、記録から削除する必要など無い、という見解も成り立つ)を攻撃するとの内容が、Sorgeからクレムリンに、そしてクレムリンからルーズベルトに伝わっていた!と言うのがO'Donnell記者の記事だ・・・。
過去記事からの引用2
1951年8月、元マッカーサー総司令部諜報部長チャールス・ウィロビー陸軍少佐が米国上院の国内治安分科委員会に出席しゾルゲに関する記録書類を提出した上で、ゾルゲのスパイ活動の目的は日本を駆り立て太平洋戦争に突入させることであったと重大証言をして注目されたとある。・・・
過去記事からの引用3
(Bruxelles 注:Charles A. Willoughby氏も証言は下院非米活動調査委員会に於いてであり日時は1951年8月22,23日:証言内容はこちらの最初から4分の1辺りから現れる)


以前から非常に気になっていた部分だ。画面から直に小さな文字を速読して首を痛めたことがある。視力を損なったこともある。故にこの部分をまだ検証していない。ゾルゲに関しては日本の対ソ戦に関する情報をソ連に流したことはよく知られているが、真珠湾攻撃をアメリカに流したことは、多少知られてはいるが検証されてはいない。ゾルゲに関してはthe House Un-American Activities Committee(下院非米活動調査委員会)において日本の吉川光貞とこのCharles Andrew Willoughby が証言している。吉川光貞の証言を筆者(Bruxelles)は既に読んだが、Willoughbyの方はまだ読んでいない。したがってどれくらいの情報をそこから汲み取れるかまるでわからない。視力を損ねてしまったので以前ほどの速度では読めない。何も出てこないかも知れないが、それでも分割ファイルにして、保存しながらゆっくり検討してみようと思っている。
なを、94年から99年まで東海大学平和戦略国際研究所教授だった白井久也氏が2007年社会評論社から【米国公文書】ゾルゲ事件資料集を出版されている。ここに「真珠湾奇襲攻撃作戦計画を知らなかったゾルゲ諜報団 23」の文字列が見えるから、Willoughbyの証言を読んでもたいした内容は見つかりそうに無い。それでも一応読んでみようと思う。なぜなら資料は他人の視点を鵜呑みにするためにあるのではないからだ。たとえば、白井久也編著の『国際スパイ・ゾルゲの世界戦争と革命』について加藤哲郎氏がこのような書評を書いておられる。篠田正浩監督の映画「スパイ・ゾルゲ」を見ていれば、加藤哲郎氏や白井久也氏の視点・解釈による編集本を鵜呑みにするくらいなら、たとえ骨折り損でも自分で資料に当たろうと言う気持ちを、きっとご理解いただけるだろう。

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Whittaker Chambers : Witness 

Chambers家のかぼちゃ
西木正明氏の「ウェルカム トゥ パールハーバー」(上)を時間が足りなくて読めなかった。返却する前に少しペラペラめくってみたらWhittaker Chambers が結構登場している。そのほんの15分前に偶然彼の著作を調べていたところだった。(Whittaker Chambers の簡単な紹介は第六章P.403に出ている)。この人はエリザベス・ベントレーと共に「ルーズベルト秘録」(産経新聞)にも登場している、ルーズベルト時代の米連邦政府内ソ連スパイ網の告発者でもある。(連絡要員をしていたが、この小説によるとNKVDとGRU(赤軍第四部)との争いに巻き込まれてGRU代表ボリス・バイコフによってFBIに正体を密告されてしまう。そこでFBI長官エドガー・フーバーに「逆スパイになりますので、お目こぼしを」と転向したことになっている。節操のない話だけれど、これとは別に「ソ連の粛清に嫌気がさして」という真っ当な説もある。)
「ルーズベルト秘録」(下)によるとWhittaker Chambersはスパイ網離脱の前にHarry Dexter Whiteに会って、一緒に離脱しないかと誘っている。そのことからもわかるようにHarry Dxter Whiteに非常に近い所にいた人物だ。同書には長年にわたってWhite疑惑を調査してきた歴史家としてBruce Craigの名前もでてくる。
日本に於いてはWhittaker Chambers はHarry Dexter White程には知られていない。Whittaker Chambers が知られているとしたら、ソ連のスパイAlger Hissとの裁判に於ける攻防が一番有名だろう。これに関しては途方にくれるほどに資料がある。何しろ後の合衆国大統領Richard Nixonまで絡んでくる。上にかぼちゃの写真が置いてあるが、このかぼちゃも二人の裁判の重要な参加者である。興味のある方は各自調べられることをお勧めします。
そんなわけで(どんなわけ?)Whittaker Chambersには以前からとても興味を持っていた。
そして昨日、Whittaker Chambersに関して思いもかけない資料に出くわして、くたくたになってしまった。もし興味がある方がいらっしゃれば、ぜひお目にかけたい。Filmだ、TV番組、全部見るとなんと5時間半もかかる!いろんな資料を集めたが、まずはここからと思い、真っ先に置くことにした。ただ内容を理解するにはある程度の(かぼちゃの意味がわかる程度の)予備知識が必要かもしれない。先に「各自調べられることを・・・」と書いたのはそのためだ。ルーズベルトの近辺にいたソ連のスパイ網に関する告発をしたWhittaker Chambersをよりよく知ることは、日本人にとってとても重要だと考えている。故に「諜者必衰 」のカテゴリーに真っ先にWhittaker Chambersをとり上げた。
紹介するペイジ、そしてまたfilmは20世紀を代表する書物としてWhittaker Chambersの「Witness」を扱うものである。どうやらアメリカ人の教養のようだ。

資料1:Whittaker Chambers: Witness
資料2:Whittaker Chambers : Witness
左のWatchをクリックする。最初のFilmにHarry Dexter Whiteの研究家であるBruce Craigが登場する。そしてかぼちゃも。

追記:2009年3月22日:(今後さらに重要になる資料)
参照:Treasonable Doubt-The Harry Dexter White Spy Case by R. Bruce Craig
参照:R. Bruce Craig: Author
参照R. Bruce Craig: プロローグ:
参照:R. Bruce Craig :Photo Pages
R. Bruce Craigは信頼のおける歴史家だと思うが、彼の目と心には日本関連は入っていないことを忘れないでいたい。

追記:2009年3月23日
参照:A Visit to the Farm of Whittaker Chambers
参照:Sam TanenhausによるWhittaker ChambersのBio及びBook Review
参照:Whittaler Chambers Witness: Book Reviews

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