TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

新聞 資本と経営の昭和史

「新聞 資本と経営の昭和史ー朝日新聞筆政・緒方竹虎の苦悩ー」 今西光男著 を紹介します。

今年の私の課題は「ジャーナリズムの研究」だったのだけれど、遅遅として進まない。むしろ後退気味。そんな中、上記の書物と出会った。2007年6月25日、朝日新聞社刊。

裏表紙の内容紹介(そのまま)
新聞はいかにして権力の前に屈服していったのかー。
大正から昭和のはじめにかけて新聞黄金期に、編集・経営の実権を握っていた「筆政」緒方竹虎。関東大震災、満州事変、二・ニ六事件、ゾルゲ事件、日米開戦、中野正剛憤死という大事件のたびに、朝日新聞は右翼や東条軍閥の執拗な弾圧を受け、同時に「資本と経営」をめぐる激しい社内抗争が噴出した。苦悩する緒方の姿を通じて、いまも新聞・メディアを呪縛し続ける「権力と新聞」「大株主と経営者」の宿命的課題を、膨大な秘蔵資料をもとに検証する。-

朝日新聞社刊の朝日新聞の昭和史。「権力の前に屈服した」被害者としての立場を力説しての検証。たとえば、構造計算士姉歯氏と次元を類似するような「被害者の弁明」ではないことを望みたい。
国でも新聞社でも個人でも、過ちを認め深く反省するための検証であるならば、加害者としての立場からの検証でなければ、自己批判としては一切機能しない。(裏表紙の内容紹介文に対して)

視点や力点を別にすれば、著者の今西光男氏、渾身の力作だと言わねばならない。新聞黄金期とは報道と政治がほとんどの情報と知の人材を独占共有し表裏一体で歴史をつくり上げていたのだということに、驚くばかりである。
歴史と人物の動きが引き寄せられ細部まで生き生きと書き込まれているのは、様々な面で、元朝日新聞記者、今西光男氏の面目躍如たり、である。ただ、朝日新聞記者独自の歴史認識に基づく露骨な善人悪人振り分けナレーションが所々気になるので、各自の視点を確立した上での、ご一読を、すべての方々にお勧めしたい。
以上:2007年8月2日

・・・・・・・・・・・・・・・・・
Koiso Ogata

追記:2010年12月1日
占領期の朝日新聞と戦争責任
CIAと戦後日本
追記:2011年2月7日:
CIAコードネイム・実名対照表
POAI-12 Wachi Tsunezo
POCAPON Ogata Taketora
PODAM Shoriki Matsutaro
POJACPOT-1 Shoriki Matsutaro
POLESTER-5 Tatsumi Eiichi
POSHARK Kuhara Husanosuke
POSONNET-1 Kaya Okinori

CIAと緒方竹虎
CIA:緒方竹虎
緒方竹虎 (玄洋社-1 玄洋社ー2 玄洋社-3)

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