鄭蘋茹: wikipedia 鄭蘋茹-2 ラスト・コーション関連:
あれこれ探している間に聞き覚えのある名前がでてきた。この記事の中にある「夢顔さんによろしく」に出てきた近衛文隆をハニートラップに陥れるあの女の名前だ。
鄭蘋茹が近衛文隆にベッドの上でことのあと激しく訴えるシーンがあった。Blogに引用したかったが、タイプうちも下手だし、しかも長すぎたので中止したままだ。「日本は孫文やシナのためにあれだけのことをたくさんしてくれたのに、なぜいま日本は中国と戦争しているのか」と。
「あれだけのことをたくさんしてあげたのに、何故シナは欧米諸国と結託して日本だけ敵対視し日本だけを攻撃してくるのか」と。そういう視点しかもたなかったので、こういわれて正直言ってぎょっとした。哲学で言う相互主観性というものなのだろう。どうしようもない、もやもやとした気持ちを敢えて残してきた。
この映画の最後の最後で鄭蘋茹の日本人の母親がいうセリフを聞いて、そのもやもやが晴れた。ただここでこのセリフがあるからこそ、この映画は見る価値がある、というわけではない。
この時代の上海、まだまだベールに覆われたままだ。この映画でベイルの2,3枚は剥ぎ取ることができたような気もする。
読者の方々にこの映画の感想など、お聞きできたら、ありがたいのですが。
そもそも何を「あれこれ探していた」のか、というと「東亜同文書院」関連をあれこれと、の最中に偶然このfilmを見つけました。
追記:2016年3月4日
必須参照として
ジェスフィールド76: その2:
CC団:
藍衣社:
丁黙邨:
李士群:
戴 笠:
ついでの参照として
ハンス・フォン・ゼークト:
アレクサンダー・フォン・ファルケンハウゼン:
SINO GERMAN Cooperation 1937:
German Military Mission to China 1927-1938
蒋介石に外国の干渉を導くことを進言したドイツの軍事顧問団 -しばやんの日々 より
そういえば今日の新聞にこの本の広告が出ていました。
