TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

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WILL 「四方の海」 加藤康男 2月号追記

以前「引っ張りすぎ」と書いたのは加藤氏の連載に対する期待と、時を急ぐ焦りの気持ちが既にあったのだろう。
今回も長々と引用する時間はないので、とりあえず2月号のこの記事をお読みいただきたい。P292からP.307まで。
気づいてほしい文章だけをとにかくピックアップすると...

天皇を利用する「昭和史研究家」の思惑とは。(P.292)
東京裁判と同じ方程式(P.298)
共通しているのは、彼らはひたすら天皇が「反戦主義者」だったと言い募る点だ。それは、陸軍が暴走して日本を戦争に駆り立てた、と証明するのに都合がいいからであろう。言うまでもないが、東京裁判と同じ方程式を現在でも繰り返している。(P.299&P300)
P.300では加藤陽子氏の歴史観に触れー「不安になって、軍の判断にだんだん近づいてゆく」に至っては、天皇の知見を軽んじ、それゆえに戦争に巻き込まれたと愚弄するものではないか。-
P.301.また水野 廣德を誤解している方がいらっしゃるので、ついでに書いておくと、ここに加藤康夫氏が書いておられるように、彼には戦時における「反日運動家」の側面がある。
P.303 侮辱を受けたら戦いも辞さず、と言う気概をもつ国家の形を示したかったのが、9月6日の御前会議だったのではないか。
P.305では半藤氏の歴史観に触れー「日本は軍部独走で間違った戦争をやったのだから、平和を愛した天皇に責任はありません」という飴玉が用意してある。この飴玉でたいがいの読者を安心させることができるらしい。←読者というより自称保守の8割以上がいまだにこの飴玉を口に入れて昭和史を思考している。
P.305 天皇陛下に名指しで非難された松岡洋右や「自分に都合のいいことを言っているね」「弱いね」とやはり名指しで言われた近衛文麿などは、保守の大半に徹底的に嫌われスパイ扱いまでされる。その根源は半藤史観にあるのだ。venonaが出るまでは保守の9割以上が、この偏見の上でしか先の大戦の歴史を考えようともしなかったのは事実である。
P.307 結論部ー「開戦は軍部独走」「天皇は戦争反対の平和主義者」という単純な歴史観を押し付けてきた欺瞞の昭和史に、疑問符を投げかけざるを得ないゆえんである。-

Tel Quel Japon過去記事で「四方の海」の解釈が間違いであり捏造であることを指摘した。では何故偽解釈の必要があったかというと、東京裁判を予定通りに進行させるためである。捏造を定着させたのがGHQのだれそれで、それに協力したのが日本人の「昭和史研究家」のだれそれである、というのが加藤康男氏のこの記事の内容である。実名や具体的解説内容を読むためには、WILL1月号&2月号をぜひ手にとられて、実際にお読みになることをお勧めします。ここに目を伏せたご都合主義のままでは、東京裁判の払拭も戦後レジームからの脱却も、有り得ないのですよ。歴史の核に捏造を持っている昭和史では、どう転んでもまた何年たとうとも日本の近現代史は嘘にまみれ腰折れて、この先も永遠に腐敗するばかりでしょう。

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