TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

秘密裏に融合する日韓右派 西岡力+安部晋三 

2013年8月号の「正論」を手にしている。表紙を見ると「総力特集」慰安婦包囲網を突き破れ!そしてメインタイトルは「この度し難き鉄面皮 朝日新聞の頬被り」by 西岡力、となっている。それで気づかなかったのだ。NHKと朝日新聞が売国だと毎回繰り返していれば、読者は確保できる。保守の読者も保守らしく新しい情報などついていけないので、売れ戦を狙うにはこれしかない。それにしても2013年8月号では西岡力氏が巻頭記事を書いておられたとは!
今回気づいたのは同じく西岡力氏の筆になる同号のもうひとつの記事だ。同書をお持ちの方は手にとってペイジをめくられよ。P.204~P.214.タイトルは「日本再生への処方箋 日韓関係について」小見出しは「両国は自由民主主義のためにともに戦えるのか」by 西岡力。
直前のペイジで予測したようにその主張は一言で言うと、日本は憲法改正して、半島統一のために軍隊をもって積極的に参加し血を流せ、というものだ。結論部を面倒だが引用しよう。

どちらにしてもわが国として急がれることは憲法を改正して国軍を持ち、日米同盟の下、東アジアでの共産主義全体主義勢力と血をも流す覚悟で戦う覚悟と準備を進めることだ。安倍政権の歴史的使命はそこにある

少なくとも安倍総理が西岡力を身近なブレーンとして信頼を置くのはその点で完全に意気投合しているからだ。竹島、尖閣、など領土保全に関しては、両者とも重ねて公言するように、積極的平和主義で領土問題を武力で解決するつもりは(何をされても)全くない、と言う点でもお二人の心は、気色悪いほど一致している。保守が夢見るような目的で国軍を持つことなど両者とも全く考えていない。この号が手元にない保守は、探し回ってでもこの号を再読されよ。
直前のペイジに西尾先生の古いご発言を引用したが、2007年頃にはおそらくこの辺を見破っておられたのではないだろうか。繰り返してみよう。

「私は安倍政権で憲法改正をやってもらいたくない。」

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安倍総理の本心も西岡力氏の基本思想も保守はほとんど知らないのだろう。あるのは思い込みのみだ。同文P.207には西岡氏によるこういう記述がある。

韓国は前近代においては常に中国の諸王朝軍と共に日本と戦ってきた。そして、近代に入り韓国は戦争の主体になることなく日本に併合され日本の連合国に対する敗戦により独立を迎えた。このような歴史を見ると日韓が同じ敵に対して共に戦うことの困難さを覚える。

このように歴史認識においては安倍総理も西岡力氏も韓国側にその心情のすべてを委ねている。しかもこのように「困難さを覚える」と書きながらも、半島統一のために、日本人に、共に戦え、血を流せと要求する御仁共である。
Tel Qul Japonでは西岡氏調べを過去に行っている。Tel Quel Japon過去記事、ペイジの最後をご覧ください。西岡力wikipediaは今ではすっかり書き換えられているが、去年の時点ではこう書かれていたのだ。

「靖国神社反対や日本の侵略戦争責任追及などの活動を行なっている。」

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皆さんの思う西岡力氏とは「慰安婦の公権力による強制連行を否定する立場から、2007年3月、民主党内の若手議員が中心となって立ち上げた慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会の発足時には河野談話見直しの必要性があるとの講演を行い[要出典]、歴史事実委員会がワシントン・ポスト(2007年6月14日付)に出した全面広告(THE FACTS)に賛同者として名を連ねている。」(←現在のwikipediaより抜粋)そしてなにより「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)会長。」の肩書きではないだろうか?
私の祖母は明治生まれなのにカムフラージュと言う言葉を知っていた。カムフラージュはする側が必死なのでたいていする側が成功しているようだ。

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河野談話の河野氏、村山談話の村山氏、保守のほとんどは両氏に最もたちの悪い売国奴の名をかぶせていたはずだ。どれだけその談話を葬ろうと戦ってきたことか。その談話を破棄することを期待できる唯一の総理として、安倍氏を熱心に支持し応援してきたのではなかったか?その熱気は冷めるどころか日に日に加熱している。安倍内閣としては両談話を踏襲します、とTVで明言してもほとんどの保守は聞く耳を持たない。韓国に事前通知した上で3月14日には国会での安倍総理自身の声を持っての「見直ししません」発言まであった。それにもかかわらず「安倍総理を尊敬します」「安倍総理を信頼します」「安倍総理を最後の最後まで支持応援します」発言しか、保守の中からは聞こえては来ない。それだけではない。「見直ししません」発言をまるでなかったことのように扱い、Tel Quel Japonのように安倍総理の正体を分析しようとするblogを自称保守たちは一団となって一斉シカトしたり何やかやと小細工して息の根を止めにかかってくる。河野、村山が売国奴なら、それを踏襲する安倍は究極の売国奴ではないのか。なにより万死に値する究極の売国奴、その売国奴の発言に、触れようともしないし、自称保守blogにおいては記事にも取り上げない。「安倍総理を尊敬します。信頼しています」とひたすら繰り返して、自己矛盾も感じない。安倍万歳保守は狂信者を飛び越えてすでに支離滅裂の発狂者である。「安倍総理を批判するものは誰であれなんであれ、潰さなければならない敵だ」というメイルも届いている。自称保守の敵は売国奴ではなく、売国奴の売国振りを分析・提示するTel Quel Japonに、悪意・敵意・怒りを集中させて来ている。そこまで売国奴を守りたいのか?河野氏、村山氏を売国奴と罵った自称保守たちは、今自分たち自身が究極の極めてたちの悪い売国奴に成り果てていることにまず気づかなければならないだろう。
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コメント

おっしゃりたいことよく分かりました

おっしゃりたいことよく分かりました。
だからどうしろと言われても困りますが。

  • 2014/03/30(日) 11:31:09 |
  • URL |
  • 杳路庵 #-
  • [ 編集 ]

コメントありがとうございます

杳路庵 様
コメントありがとうございます。どうしろと言うつもりは全くありません。ご自身のお気持ちに添われるのが一番だと思います。
敢えて申しますと、支持政党を乗り換えるとか、踏襲反対署名活動をするとかは、全く意味がないと思います。
「こんな筈じゃなかった」ともしお考えならば、どうしてもっと早く気づけなかったのか、それは何故か?どの辺を見ていなかったのか、今後このままではどうなるのか、その辺の自己考察が有用ではないかと思います。このままでは危ないともしお考えならば、覚醒者を増やすような説得記事をお書きになるのはいかがでしょうか?私はその辺に関しては絶命寸前、既に力尽きておりますので、私の希望が多少入ってしまったかも知れませんね。気になさらないでくださいね。

  • 2014/03/30(日) 13:11:44 |
  • URL |
  • Bruxelles #qXcWIg3k
  • [ 編集 ]

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