TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

妻と飛んだ特攻兵

Baidu IME_2013-8-11_10-18-10

「国敗れて山河なし 
生きてかひなき生命なら 死して護国の鬼たらむ」
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妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻
震災日誌 in 仙台

今朝たまたまラジオ放送で作家の豊田正義氏がこの作品について語る番組を聞いた。うさぎのように飛び跳ねて逃げまどう日本の民間人をソ連の戦車が次々とひき殺すのを空から見た主人公が、武器をソ連軍に渡して降伏しろ、という日本国の命令を無視して、特攻を決意する。前から敗戦後の満州の日本人の悲惨に、鬱々としたものを感じていたので、こういう人達がいたこと、こういう行動をした日本人がいたこと「死して護國の鬼」たらむとした特攻の教官たちがいたこと、を知って、やっと何かと何かが繋がる安心感を持つことができた。本当に良かったと思う。繋がらないことをあたかもつながったように誤魔化しそのように振舞うことほど見苦しいことはない。真実をもっと全部明らかにしよう。まだ本を読んだわけではないが、この初めて出会うノンフィクション作家に感謝を捧げたい。そして戦後70年近く彼らの存在がむしろ闇に伏せられてきたことを、非常に残念に思う。

・・・・・2013年8月24日・・・・・
今日図書館で聞いたら、この本すでにリクエストが殺到しているらしい。
・・・・・2013年12月8日・・・・・
11月に順番が回ってきて1ヶ月ほど延長して借りていた。当時の現場の人たちの様子が詳しく書かれているようなので、ぜひ読むつもりだったが、あまりに忙しくて時間がない。その上視力も限界まで酷使している。取りあえず一旦返却することにした。いまBonner Fellersが書き残したものを読んでいるが、終戦直前の御前会議においては、天皇陛下の心情を察するに、戦争継続派は、陛下の平和を求めるお気持ちを、踏みにじるものとしてむしろ憎悪の対象のように扱われている。「間違った戦争をした反省の上に立った戦後の日本、日本人の心を尽くした軍や政府の幹部たちをGHQに戦犯として差し出した日本、むしろ敗北して軍国主義から逃れられてよかった日本という180度転換した認識の社会では」8月19日満州、最後の特攻、しかも妻同伴とあれば、この本の主人公などは、平和を愛しご聖断をくだされた天皇陛下の御心に背く、大反逆者ということになるのだろう。全く酷い話である。昭和天皇が発布された憲法においては、当然のことながら戦争放棄が明記されている。明記などする必要はないような気もする。おそらく特攻で死んだ英霊たちが「馬鹿馬鹿しいから、どんなことがあっても戦場には行くな、兵隊にはなるな」と言っているような気がする。しかも大きな声で、喉から血を吐きながら。「二度と過ちを犯しませぬ」などとおめおめと石碑に明記するような国のために、誰が戦争に行くだろう。だれが国のために命を捧げるのだろう。国体保持のためにうった大芝居をいつまでもそのままにしておくと、結局は国体破滅に行き着くしかない。千代に八千代に国が栄えるのを望むならば、歴史認識の軌道修正が早急に望まれる。憲法改正などと、そんな幼稚な次元の話ではない。

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  • 2013/08/12(月) 20:53:39 |
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