TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

John Service by Lynne Joiner (2)

China- US History from 1944-1972
The Inside Story of Richard Nixon's 1972 Journey to China
(結果として伏線と言えるかもしれないDixie Mission)
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Lynne Joiner recounts the life of U.S. foreign service officer to China, John S. Service
John Service by Lynne Joiner mp3
John Service by Lynne Joiner site:
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Dixie Mission:wikipedia
Lynne Joinerの話を何度も聞いてDixie Missionのことを調べると、たしかに前ペイジのLynne Joiner の主張、つまりJohn Serviceが潔癖である、嫌疑は濡れ衣であるという主張も理解できてきた。容共は国策なのだ。理解しがたいのは私が冷戦時代を生きたからだ。
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↓On March 4, 1946, Mao Zedong hosts a welcome dinner for the US presidential envoy George C. Marshall in Yan'an.
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日本を占領したあとは、中国支配を視野に入れていたのだろう。国民党と共産党の内戦を南北戦争のように把握して、Dixieの名前からも想像出来るように共産党を南軍、国民党を北軍と捉え戦勝国アメリカの力で和解させ、あるいはどちらに転んでも、アメリカに利が行くように天秤にかけているのかもしれない。否おそらくこの時すでにChina handsから集めた情報で蒋介石の切り捨てを決めていたのかもしれない。下はアメリカが中国の南北戦争を調停しているシーン。顔を見れば解説は不要だろう。写真はすでにアメリカによる蒋介石の生殺しを予感させる雰囲気がある。アメリカは共産主義を敵視などしていない。むしろFascism vs. Communismの図式から、親和容共に本心は傾いていたと思える。
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参照:Dixie Mission Remembered in Beijing
the Dixie mission,の事実をこうして見て驚きませんか?Dixie Missionのwikipediaに「Later, other members, including Koji Ariyoshi, joined the mission.」と有り、日本人の名前が出てきます。収容所を出てアメリカ人の軍服を着た日系人です。何人かの名前を確認しています。Dixie Missionに参加した人たちで、彼らは戦後は通訳などとして日本に滞在しました。もっと驚くことがあります。ある著名な日本人が彼らのそばに来たり、毛沢東と親しげに会話したり、もちろんGeorge C. Marshallにも気心を通じています。彼の名前を後ほど追記します。もし想像できたらコメント欄に名前を当てずっぽうでもいいので入れてみてください。Tel Quel Japonにも2、3回名前が出ています。ヒントは、答えがわかれば、ああなるほど、その人物以外には考えられない、つまり、決して意外な人物ではありません。よく知られた人物なのですが、ほかのサイトであまり名前を見たことがありません。クイズ、チャレンジしてみてね。

追記:2012年10月8日:
がっかり、と言うか、残念というか、当然というか、コメント欄に名前の記入は得られなかった。Tel Quel Japonは掘り出し作業が高速で、研磨したり、整えたり、陳列してお見せして相手の手に乗せてプレゼントして、最終あなたの笑顔に行き着くまでの時間がない。掘り出し作業のあとは、せいぜい埃を払い洗浄しメモ程度を残し、そのまま其の辺に放置し、すぐに次の掘り出し作業にかかる。今回のDixie Missionにしても、放置したあとすでに何かに埋もれて実態が見えなくなっているのかもしれない。いつか誰かが拾ってその人が自分で研磨し得心し心から微笑むのを待つしかない。とにかく費やしても費やしても常に極端に時間が足りない。

追記(同日):「...Dixie Missionに参加した人たちで、彼らは戦後は通訳などとして日本に滞在しました。」と上に書いているが、彼らは通訳としてGHQに参加した人達だ。GHQとして来日した米人も(OSSが多い)どこかしらDixie Missionのために在中した米人(OSSが多い)と体質的に繋がっている。アメリカが態度を変えるのは、Lynne Joinerも言っているが、ソ連のスパイたちによって原爆製造情報が盗まれたことに気づいた後、また結果としてソ連が原爆実験をしてからだ。
marshall_mao.jpg
MacArthurが日本で東京裁判の準備をしたり民政局が新しい日本の改革に取り組んでいる頃、Marshallは上の写真のように丸腰でMAOと肩を並べて心を通わせたかのように共産軍兵士の中を歩いている(↑)ちょっと混乱する図であるが、占領軍が「解放軍」として獄中から共産主義者たちを釈放した事実を思えば、MarshallもMacArthurもその背後の指令の出処が一体であったことが分かる。このへんの事情の理解にはDixie Missionの研磨は不可欠である。
参照:Marshall Mission
参照:Marshall's Failure
参照:Truman Sends Wedemeyer to China 1947

追記(同日):Lynne Joiner はJohn Serviceを扱ったこの本の紹介で実はこれは恋愛物語でもあると言っていた。馬鹿馬鹿しいので無視したが、付け加える。
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Actress Val Chao met and fell in love with John Service in Chungking in 1944 and later became implicated in his loyalty case. 女優Val ChaoとJohn Serviceはひと目で恋に落ちて、後者は妻子に離婚を申し出た。「異国の女とは結婚できませんよ」と上司らに強く諫められ諦めたそうだ。しかしその後Val Chaoは米国に帰化している。そして家族ぐるみの交際としてずっと連絡を取り合っている。つまり悲劇的大恋愛の要素をLynne Joiner はこの物語に付け加えた、まるでスクープのように言っている。John ServiceはロシアのスパイとMacCarthyに突き上げられた時、実は、ロシア人の女スパイを身ごもらせたという容疑をかけられたらしい。Val ChaoはJohn Serviceが中国を去ってから確かに女の子を産んでいて、そのへんの話がこんがらがった容疑であったという。計算的にVal Chaoの女の子はJohn Serviceの子供ではありえず、またVal Chaoはロシアのスパイでもない。ということで、最終的には容疑は晴れた、つまり恋によって捏造された容疑が愛によって無実を証明された、とかなんとかという歴史恋愛実話だと解説・宣伝していた。なんとも思わなかったのだが、昨日Agnes Smedleyを調べていて、Smedleyは(中国人は朱徳だけだと思っていたが)毛沢東とも親密で、毛の2番目の妻と大喧嘩したというようなことが(実はもうひとりの若い女も絡んでいて毛の妻に髪の毛を引きちぎられていたが)出てきた。Smedleyのお相手は尾崎秀美も含めて、そして彼女のインド時代も含めるとすでに6~10人くらいの名前が確認されている。そしてTel Quel Japonにも書いたのはEvans Carlson だった。それで思い出した。共産中国に滞在し共産中国に入れ込んでいく米人男性は、気づかずではあると思うが、ほとんど専用の女に(この場合は慰安婦ではなく国家公務員?)ハメられている、もう少し柔らかく言うとハニートラップ、ということだ。(橋本龍太郎で有名になった言葉で、やはり中国女が失墜の原因でしたね)
参照:Tel Quel Japon過去記事:Evans Carlson & Guadalcanal
後ろから4分の一あたりの部分で、専用にあてがう女、に触れている。Val Chaoは農民労働者主体の共産軍の陣地にいる女優である。John Serviceが心情的に共産中国に肩入れするように「そこんとこよろしく」というMAOからの贈与品と見るほうが、一目惚れの大恋愛と見るより遥かに現実味がある。Lynne Joiner ほどの仕事人がこんな常識的古典的中国式謀略に何故着眼し得なかったのか、不思議でさえある。

コメント

Bruxelles様
こんにちは。いつも拝見しております。
ちょうどぼくがBruxelles様を西尾先生経由で見始めた頃見た、5月18日の記事ですと、「原文にない「南京」を書き込んだ翻訳者は堅山利忠なる人物。「南京」を入れるために、先に出た訳本を回収しているらしい」、というかたがでてまいりますね。
それにしても、「アメリカは共産主義を敵視などしていない。むしろFascism vs. Communismの図式から、親和容共に本心は傾いていたと思える」なのですね。

  • 2012/10/08(月) 11:18:37 |
  • URL |
  • ようちゃん #-
  • [ 編集 ]

Re: コメントありがとう御座います

ようちゃん先生へ
5月18日の記事はこれですね。
http://goodlucktimes.blog50.fc2.com/blog-entry-359.html
この話は「GHQ焚書図書開封7」にも出ていましたね。堅山利忠なる人物は東大新人会幹事長をしていて、経歴を見ると共産党の労働運動家のようですね。怖いくらいに根性が座ってますね。原文にない「南京」をわざわざ追加して、つまり日本の戦史に最初に「南京virus」を植え付ける、などという恐ろしいことを平気でする日本人です。
http://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/tateyamatositada.php
新人会は1926年に解散しているようですが、wikipediaを見ると、なんだか空恐ろしく、もっと深い検証の必要を感じますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%BA%BA%E4%BC%9A
そういえば、堅山利忠が「南京サリン」を埋め込んだのはマーシャルの書いたとされる本でしたね。それで今初めて気づいたのですが、「堅山利忠」はようちゃん先生のクイズの答えですか?失礼しました。
あのね、新人会のwikipediaのペイジの中に、クイズの正解の人物の名前があります!ですから遠からずですが、遥かに大物、今もって得体の知れないほどの大物です。
今日ね、Agnes Smedleyの記事を書いたのは、早々と解答人物名を出すのを躊躇したのです。この人がMarshallと一緒にMAOの延安にいるということは、いろんな意味で物凄く大きな歴史的解明の手がかりになると同時に、日本の政治史自体がますます混沌として訳がわからなくなる心配があって、実はなかなか解答を書く踏ん切りがつかないんです。この人物の本来の居場所はモスクワで、その関係でMAOとも、また米政府とも繋がり、噂によれば日本政府にも指示を受けていた、という複雑な話もあります。延安にMAOといるMarshallの写真で米国のこの時期の容共は明らかですが、考えてみれば日本も容共、ドイツも容共、おまけに大金持ちの世界的金融資本家たちも、実は容共。まだ書いていませんが、高橋是清に資金を融通した金融資本家たちこそ、ロシア革命に資金を提供した資本家たちで、日本の名諜報員と言われる明石元二郎も、単にロシア革命を成功させるためにレーニンに大切な日本の資金を流したに過ぎない、とすれば、何のため?どこから出た資金か?具体的にどの辺が諜報活動なのか、何故レーニンにかと問われれば?「ロマノフ朝を倒し、共産主義国家を作るために」とはまさか解説できないですよね。矛盾を矛盾と感じさせないで、すんなり納得させるのが、歴史解釈というものでしょうかねぇ。話が横に逸れてしまいました。
近々その得体の知れない人物の名前を出します。ただ、延安にいるその人物は別名で出てきますので、本名でなく記事においても別名のままにします。ようちゃん先生、もう分かりました?その人物の名前。
追記:2012年10月10日
ーこの人がMarshallと一緒にMAOの延安にいるということー云々しか書きませんでしたが、この人物はルーズベルト政権の中にたくさんの御友人をもち、OSSに内通し、実際堂々と滞米していて「日本計画」にも参画していて、GHQの民政局には米人のように信頼された怪人物で、この人物の帰国はまるで占領軍としての帰国のような印象を受けます。単に延安に滞在するMAOの日本人のお友達、だけではないことを追記しておきます。
ようちゃん先生ももう一度そしてほかの方々もぜひクイズにチャレンジしてみてください。実は私は自分ひとりでこの人物の名前を出すことを、つまり正解を書く事を緊張してビビっているのです。

  • 2012/10/09(火) 23:57:33 |
  • URL |
  • Bruxelles #qXcWIg3k
  • [ 編集 ]

偽名・岡野進?

>2.1ゼネストの挫折と平和革命論
野坂参三が帰って来た。昭和二十一年一月十二日正午、博多港に上陸。午後六時四十分、博多発の急行に乗り込み、翌十三日に東京に到着。

ひょっとして、野坂参三?

妹をダシにお涙頂戴で食いつないだ野坂昭如の方が、まだよい。テレビ討論番組で
「この頃、在日由来の似而非・日本人論客が増えた」
と言ったら、お呼びがかからなくなったとか・・・・?

  • 2012/10/10(水) 20:36:15 |
  • URL |
  • たつや #-
  • [ 編集 ]

Re: 偽名・岡野進?

たつや様
コメントありがとう御座います。
ヒントを追加し過ぎました?
凱旋帰国で、丸分かり?
クイズにもなっていなかったかも、ですね。
ところで野坂参三から野坂昭如を連想なさっていらっしゃる
ところをみれば、野坂参三そのものには
あまり興味がお有りでない、とお察しいたします。
前から言っているDixie Missionのなかに
登場する「ある日本人」についての記事は
ごくあっさりと仕上ることにします。

  • 2012/10/11(木) 08:51:43 |
  • URL |
  • Bruxelles #qXcWIg3k
  • [ 編集 ]

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