TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

Takahashi Korekiyo & the Rothschilds 

-------Baidu IME_2012-9-29_21-24-23-------

Takahashi Korekiyo, the Rothschilds and the Russo-Japanese War, 1904-1907
日露戦争の軍資金をユダヤ財閥に引き受けてもらった話は有名だが、これだけユダヤ金融資本家のOne World陰謀説が出てきている昨今、このあたりもこの視点で一応検証しておく必要がある。いままであまりどの視点からも問題にならなかったが、ロシア革命の軍資金、ナチスの軍資金あたりはいつかクリアーしなければならない。慎重を期して本日は資料をupするにとどめる。解きほぐすその都度追記していくつもりでいる。
クリックして現れる貴重な写真は1905年12月、帰国を前に、高橋是清を主賓とした、London Savoy Hotelにおけるお別れパーティーを撮影したもの。主催はParr's BankとHSBC。世界を動かす大金融資本家たちに囲まれて、威風堂々、内面的にも外面的にも一歩も引けを取らない高橋是清である。他にも貴重な写真がいくつかある。
ロスチャイルドが表面に登場するのは、日露戦争日本勝利後なので、この写真も日露戦争勝利後の撮影である。大金持ちの銀行家たちにとっても、戦勝国日本が既に上客となったことが、このPartyからわかる。大きな意味が読み取れる実に貴重な写真である。

参照:人物探訪:高橋是清 ~ 日露戦争を支えた外債募集

シフは米国のユダヤ人の会長であり、ロシア政府に対して憤慨していた。そのロシアに戦いを挑んだ日本の兵は訓練が行き 届いて強いということを知り、これを財政的に助けて、よしんば日本が勝利を得なくとも、ロシアの政変にでもつながれば、ユダヤ同胞はその虐政から救われるだろう、と考えたのであった。(←とあるが、銀行家がそんな発想で動くわけがない。)

参照:日露戦争 wikipedia
参照:日露戦争にヤコブ・シフ(その陰にロスチャイルド)有り
(注:最後に出てくる、ジョージ・ケナン(1)&(2)は血脈は繋がるがよく知られている封じ込めのこちらのジョージ・ケナンではないので、混同しないように。)
参照:日本支配の構造6 戦争と金貸し~日露戦争
参照:Japan, the United States, and the Road to World War II in the Pacific by Richard J. Smethurst

(追記:2012年9月30日:Lincolnの探求にかまけて放置していたRichard J. Smethurstのこの文章↑をカラーペン片手に今日読んでみた。日本は何故戦争をしたのか、をかなり独自の視点で高橋是清をメインに置いて、バランスよく論じていた。日本の教科書にも日本人の今まで書いた文章にも見られないほど、日本の国家的心情をよく調べ分析していると思う。タイトルにあるように日本だけでなくアメリカの動きもよく捉えていてよく見えてきた。明治、大正、昭和と時代は流れるわけだが、気がつくと年号を見ながら祖父や祖母のその時の年齢を無意識に計算していた。祖父や祖母がそのころ何を考えながらどんな気持ちで人生を送っていたかを、いろいろ想像していた。祖父は「後で読みたいから226の新聞を取っておいて」と言って死んだと祖母に聞いたから、多分1936年の春に亡くなったのだろう。アメリカに12年間留学していた祖父は、日米が戦うことがないように祈るような気持ちでいたか、日米開戦を予感して自分の生きる場がもはや無くなると絶望していたのか、226事件は病んだ体に支障をきたすほどのショックだったに違いない。日露戦争に勝ったとき祖母は日本はどんなに高揚したことだろう。大阪に開通した最初の電車に乗車したとか、宝塚歌劇の初演の日に温泉・お弁当付きで(小林一三に)招待されたとも言っていた。早川徳次その人が出資のお礼に持ってきたという国産第一号の鉱石ラジオで、大阪ではじめてのラジオ放送を親戚の家で聞いたとも言っていた。B29に丸焼けにされ着の身着のままで親戚の家に身を寄せた話も聞いたが、国力を増して文明化していく日本で楽しい体験もたくさんしたのだろう。水道、ガス、電話、蓄音機、エレベーターそして映画・観劇・ファッションなどの娯楽を含め所謂文化的生活の楽しさを早くから知っていた人だったと思う。
最近再び日米開戦に関して考察しているが、端緒はJohn Hayの門戸開放宣言あたりにまで遡ることができると思う。深く隠された原因は人種差別である。追記の最初にLincolnにかまけていると書いたが、Lincolnは根っからの人種差別主義者であることがわかってきた。その16代大統領Lincolnを奴隷解放で神格化したのが、他でもないJohn Hayだ、ということもわかってきた。John Hayは自由平等の理念をかざせば、反対や非難を躱せるだけでなく、賞賛と正義を引き寄せ歴史に勝利を残せることを知ったのだ。随分後にJohn Hayが国務長官になった時に、アメリカの対外政策を180度転換させるJohn Hayの3原則の通牒を行った。武器を使うと怒りを買い反撃されるが、門戸開放・機会均等・ 領土保全の理念の前には、論理的な敵対者はヒューマニズムや民主主義の見地から、あからさまな異論は挟めなくなる、そのことをJohn Hayはかなり古い体験から知り抜いていたのだ。意表をつくこの政策はもっと評価されていいと思う。25代大統領William McKinleyがなしたことを考えれば、彼の下にもし国務長官John Hayがいなかったとしたら、おそらく若きアメリカは国際的非難の前に大きくそのイメージを損ね、その後の外交にも躓いてひっくり返ったゴキブリのように足をバタバタさせる羽目に陥ったかもしれない。
LincolnとJohn Hayの父子のように深い関係は、Lincolnの妻が長男に精神病院に強制入院させられるあたりを調べていて偶然に見つけた。John HayはWhite Houseに住み、眠れぬ夜などLincolnが彼の部屋にやってきて夜が明けるまでひとつのベッドの上で語り明かしたことが幾夜もあったようだ。)
Bruxellesが最近書いたLincolnに関する記事
別室の上映会 (29) Abraham Lincoln
別室の上映会 (30) Steven Spielberg's Lincoln 
John Hay's Lincoln Lincoln's John Hay
Lincoln UNMASKED by Thomas DiLorenzo

・・・・・追記:2012年9月25日・・・・・
最初に断っておいたほうがいいかもしれない。所謂ユダヤ人の陰謀論に与するつもりはない。歴史とはある民族が筋書きを書いてそのように運ぶほど単純なものではない。単純明快化したい気持ちはわかるが、頭が疲れすぎたからといって、苦し紛れに麻薬に手を出してはいけない。
ユダヤ人は金融に携わっている人間が多いから、うわべそのように見えるだけだ。ただ小戦争から大戦争までその必要条件は、軍資金+武器・武力+軍事力・軍人であるからして、国際金融資本家や武器製造業者や軍閥や軍幹部の指揮者らを戦争に飢えた吸血鬼のように見てしまう傾向が生じる。彼らは需要に対して職種として供給しているだけなのだ。しかし資本主義の究極の形として時折、需要のないところに需要を掘り起こして、タイミングを見計らって供給するという商いがある。これが誤解?の原因となることもある。
今回日露戦争における国際金融資本家たちの対日協力を扱うことになるが、そこに善悪の視点を介入させるつもりはない。日本の識者や政治家のなかには、ユダヤ陰謀論を単純に唱える人も少しいるようだが、彼らは日露戦争の軍資金をどのように理解しているのだろうか。これは明治から現代に至るまでの皇室と実は直結する話なのだ。戦時中のヨーロッパのユダヤ人救出も実は国策でありそれは、天皇家のこの時の感謝の気持ちから出発している。ご存知の方も多いだろう。甘いものは別腹、のごとく、日露戦争のユダヤ人の外債引受は別腹、というわけにもいくまい。繰り返すが歴史は単純ではない。「ユダヤ人の金貸し野郎」などという言葉を吐いた時点で、その人間は「軍閥がエゴをふくらませて日本を戦争に巻き込み破滅させた」などという日教組の社会科の教師と同じくらいパープリンだと自ら実証してしまうことにもなりかねない。
だからといって、戦史の分析に裏で蠢く金融の動きを無視してはいけない。本来ならば銀行発達史、金融史、金融史上の人物史あたりから手をつけなければならないのだろうが、考えただけで酸欠でヘタってしまいそうになる。
この前、Lincolnの暗殺にさえある特定の銀行家名が出てきた。Lincolnの暗殺に関しては以前から金融資本家連合の仕業だという話は囁かれてきた(これにはある程度納得のいく根拠もある)。ある人の発言だけなので実証不可なのだが、特定人物の名前が飛び出すのは、極めて稀なことだ。本人は合衆国でも有名でなく日本では完全に無名であるとおもわれるが、息子が歴史上の(日本では無名かもしれないが)超大物なのだ。父親とLincoln暗殺の関係が実証不可のままでも、この親子をさらに調べてもしこの話が興味深いと判定できれば、近々に記事にするかもしれない。

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