TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

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茂木健一郎氏 知性とは何か

茂木健一郎氏 知性とは何か:
期待せずに聞いたが、予想を裏切る手応えがあった。
今の日本に問題があるとしたら、社会の酸欠性である、これは「知性」をテーマにしているが「引きこもり」のテーマにも繋がる。日本には切花を活ける文化はあるが、他とのバランスを崩すほどの大輪の花を咲かせるシステムはない。和を乱すからだろう。
・・・・・・

夏休みに「新潮45」2012年9月号を買って隅々まで読んでみたが面白い記事が全くない。そんな馬鹿なと思って繰り返し読んだが、やはり大した記事はない。その中でひっかっかる記事をひとつ見つけた。日本八策第7回「さらば鹿鳴館のトラウマ」、筆者はとみれば茂木健一郎氏であった。

...私たちが今必要としているのは、地域ではなくシステムが優劣を競い合う現代にふさわしい、新しい改革と、個人の成長の物語である...日本全体を、新時代に連れて行く必要などない。自分ひとりで勝手にシステムを選択し、設計し、新時代へと飛び込んでいけばいいのだ...


若い人を対象にした文章であり、読み違えてまで理解する必要はないと思うが、国家を個人に優先させて日本全体の正しいコンセンサスを構築し、国家positionを明確にしてからその国家意思を世界に発信しようというBruxellesとしては、随分気が削がれる結論部分であった。「日本全体を新時代に連れて行く必要などない」どころの話ではなく、そもそも「日本全体を新時代に連れて行くこと」など個人には不可能である。単なる思い上がりであった。passionが殺がれた。走るのをやめて籠の扉から出て行くハムスターの姿が頭をかすめた。つまりコンセプトの再構築の必要を感じて筆を置きしばらく方向性の再検証をしようと瞬時ではあるが強く思った。記憶にとどめたい。
そんな理由で上の放送を見た。この公開インタビューは近現代史の検証云々とは無関係で、テーマは「知性とは?」という検証である。寄って立つテーマの根底は違うのだが、未来を見つめる視線には共感を覚えた。ただこれを見て「新潮45」の文章で引っかかったところが、実は番組のはじめの部分で茂木氏自身の発言でダメ押しをされたのも事実だ。おそらく新潮の文章の結論部は彼の強い信念なのだ。彼の冒頭発言を以下に繰り返そう。
ー「最近一番関心のあることは、自分のバージョンアップなんです」ー
つまりこの信念こそが「日本全体を、新時代に連れて行く必要などない」につながるのだろう。

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