TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

再審「南京大虐殺」明成社刊

私自身、そしておそらく私たちは皆、南京云々に関しては下のfilmを見れば、それだけで何もかも再確認できる。つまり、何も今更何か本を読む必要も、映画を観る必要もない。結論はとうに出ている。
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ただ1週間前から私の手元に、再審「南京大虐殺」明成社刊 2000年、があるので昨日の予告通り紹介しておこう。これが日本会議国際広報委員会編集の日米バイリンガルのー世界に訴える日本の冤罪ーの本である。内容はすでに全部知っているので毎日手に取っているが読む気にはならない。どんな人に勧めればいいかといえば、「南京大虐殺」と聞いただけで日本人であることに不快感を感じてしまう、たとえば、そうですね、何も考えずに中国旅行に行って南京大虐殺記念館から顔を歪めて出てきた日本人のおばちゃんあたりの、必読書といえるでしょうか。できれば出てきた後より入る前に、反日ワクチンとして読んでおいたほうがいいかもしれませんね。おばちゃんだけでなく、あまり日本とか国家とか考えたことのない子供、学生、おっちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんも含めて、お勧めします。わかりやすく書かれています。でもあんまりものを考えない人が読書するかなぁ、という心配はあります。それよりこれは英語化もしてあるので、本来はアメリカ人の読者をも想定しているようにも思えます。でももし私がアメリカ人だったら、友達が贈ってくれても、そのまま机に置いて読まないでしょうね。そうすると「NANKING MASSACRE」の大きな文字ばかりが部屋に入ってきた人の目にとまり逆効果になってしまう心配があります。アメリカ人ならば読む暇があればアメリカ人必読の書Whittaker Chambersの「Witness」を当然優先して読むでしょう。日中関係になにか絡んだ直接的利害関係のない英米人はまず深入りする程の興味を持たないと思います。これね、序言は竹本忠雄氏、結語は大原康男氏とそれぞれ記名があるのですが、肝心の中身の執筆者の記載が無く編集委員の名前が他に6名、その中には「正論」9月号の江崎道朗氏のお名前も含まれてはいます。序文は「被告席に立たされた日本の、低音で立ち昇る、しかし清明公正なる陳述である」で終わっていますが、そもそもなんで日本が被告席なの?抗弁するとして相手は、アメリカ人っておかしくないですか?原告は何国人?「一貫して沈黙を守り続けてきた。ここに初めて我々は沈黙を破る」って、今まで一言も反論出来なかった論破力のない日本が、いきなり自分を被告席に立たせて、今度は論告して下さいって?わけわかんない本は読みたくない、関わり合いたくない、結果、せっかく翻訳したのに、英米からの注文が日本の出版社に来るでしょうか?想定読者が米人である場合、米国の読者ルートにのせないと意味がないのではないでしょうか?私事で恐縮ですが、私はあるシャンソン論を書いてどうしてもフランス人に読んでもらいたいと思ったとき、英仏の翻訳だけでなく、あるフランスの組織の協力を得て全仏の図書館に配布というルートにのせる手筈を整え、フランス人の目と鼻の先まで届けましたよ。日本会議ほどの大きな組織にそれができないはずがない。それにまず、アイリス・チャンを被告にし日本が原告になってとことん否定し尽くす、というのが最もわかりやすいい作戦ではなかったでしょうか、本の構成として、事実として、あるいは単なるイメージ設定としても。一回勝訴すると、あとの本や映画や鬱陶しいことも次々判例を元に退治することができる、そう思うんですけど。日本会議にはこういう本を出版する専用出版社(明成社)があることも含め、この本の紹介を終えます。
もう一つ日本会議は、教科書も出しているんですね。
高校教科書『最新日本史』:(竹島を明確に日本の領土と記述している唯一の教科書?)
ところが予測できることですが日本の内部に子どもと教科書ネット21などという組織があってボロクソに貶されています。韓国に媚びる日本人が、つまりは反日日本人が必ず居るんですね。
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話は日本会議から離れますが、別のblog、詩集「2N世代」からアイリス・チャンに関する記事をここに転記します。

Iris Chan talks about her book.
Iris Chan wikipedia:
南京が政治カードになり大衆の知るところとなった発端は
この一人の若い中国系アメリカ人の一冊の本
捏造は既に完璧に暴かれている
問題はどこが出版して誰が証拠だとするものを
与え、証人を用意したのか?取材費は?

(追記:2012年4月1日)
たった一冊の本を読んでその資料の検証も無しに信じ込み
いきなり偏見を基に取材を開始したIris Chan,
日中関係の揺さぶりに利用されたとも思える内容が。
C-Span : Iris Chan Interview
interviewerにかなり突っ込まれている。聞いた話も手にした
証拠写真も、丸抱えで検証確認を全くしていないことがわかる。
そのわりに体験しないことをまるで見てきたように話す。
反証:The Fake of Nanking Massacre
No.1 & No.2 & No.3 & No.4 & No.5 & No.6 :
反証:たかじんのそこまで言って委員会
・・・No.1 & No.2・・・
写真はすべて否定された。本来なら全部の中で
たった一枚でも偽証拠・捏造であることがわかると
書物は根底から否定され存在価値を失くすのだが。
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アイリス・チャンとは比較にならないが、最近近所の図書館で出会った本は従軍慰安婦、この場合もたった2冊の本から事実認定もせずに脚本化しようと試みている。
参照:近所の図書館で:それが昔の文学仲間だから最初のショックはきつかった!
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南京大虐殺?従軍慰安婦問題?いずれにせよ、はっきり言って日本の対処が間違っている。国家としてとっくにケリを付けていて当然の問題だ。どちらももう手がつけられないくらいに、やりたい放題にやられっぱなしだ。表題の本の序文も説得力のまるでない誰が読むのかと云う駄文であったが、論理がどうと言う前にせめて気持ちは汲み取れる。日本会議の出版物を見てそれぞれタイトルは的を得ているが、いかんせんfighting spiritと作戦の立案そのものに空振りがあるように思われる。それに仮にアイリス・チャンやマイク・ホンダを2秒で秒殺できたとしても、実はもう何の解決にもならないところまで現実は来ている。
敵は、ほら、ここにいますよ
日本国内の○○省に。
こりゃダメだわ外務省

コメント

「再審南京大虐殺」評価への共感と意見

1. 「再審南京大虐殺」は、日本国内向けには、極めて有益な力作で高く評価しなければならないと思います。なぜなら「何も考えずに中国旅行に行って南京大虐殺記念館から顔を歪めて出てきた日本人のおばちゃん、あまり日本とか国家とか考えたことのない子供、学生、おっちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん」、そして管さん始め民主党の面々、河野さん、村山さん、仙石さん達が現在の日本人の主流であり、彼らの必読書たり得ているからです。
2. しかし米国を含め対外的には全く仰る通りです。「被告席に立たされた日本の、低音で立ち昇る、しかし清明公正なる陳述」では事態を変えることは出来ないことを知るべきです。「日本の対処が間違っている。国家としてとっくにケリを付けていて当然の問題だ。どちらももう手がつけられないくらいに、やりたい放題にやられっぱなしだ。いかんせんfighting spiritと作戦の立案そのものに空振りがある」に全面的に賛同します。バイリンガルで世界に発信し続ける努力には頭が下がりますし共感を覚えます。小生もささやかながら試みていますが、現下のこの世界における日本に対する外侮の惨状は仰る通りで、第2の敗戦と言われる所以です。この恥辱を雪ぐには適切な戦略が必要不可欠です。
3. その戦略ですが、「南京“虐殺”」がなかった、又は、あったことの論証が虚偽と捏造に基づくと主張する受け身では、空振りに終わります。正面から、中国共産党の「歴史の捏造と情報戦、思想戦を告発する」「アメリカは共犯者になるな」と攻め、それを一般読者の「目と鼻の先まで届け」なければなりません。そうして初めて欧米の読者は読み始め現状が変わり始めるのです。
4. 否、それだけでは足りません。戦後半世紀以上が疾うに過ぎ去っている今、日本民族が大東亜戦争で多くの英雄を輩出し彼らの尊い犠牲によってアジア・アフリカの解放が為されたという世界史的役割を高らかに誇らかに謳いあげる圧倒的娯楽映像を制作し世界中に配給することが必要です。三船敏郎の「日本海海戦」など過去のDVDを幾つか視聴しましたが皆内向きで海外では売れないでしょう。原告日本、被告連合国、証人が解放された諸国民という構図になっていません。ここに紹介された日本人看護婦と傷痍軍人の映像も真実のフィルムとして織り込むことが出来ます。プリンスオブウエールズ撃沈、バンドン入場、海の武士道、特攻等々逸話には事欠きません。将兵を支える“従軍慰安婦”も明るく描かれます。日本人映画監督に人材がいるのでしょうか?イーストウッド氏なら引き受けてくれるのでは。しかし尖閣問題を大きく前進させた石原氏の「反国家的」挑戦と同様、かような企画に最も強い抵抗勢力となるのがあのQ&Aを後生大事に掲げ続ける外務省でしょう。戦後の眞の日本再生にはその抵抗排除が第一の関門となりますが日本には表現の自由が保障されているのです。

  • 2012/08/05(日) 11:22:09 |
  • URL |
  • 勇間真次郎 #-
  • [ 編集 ]

居酒屋の宴会Syndrome

「被告席に立たされた日本の、低音で立ち昇る、しかし清明公正なる陳述」では事態を変えることは出来ないことを知るべきです。
コメント有難うございます。ここをご理解頂いて、嬉しいです。
「戦後半世紀余り、日本はこの問題で外から何を言われようとも、一貫して沈黙を守り続けてきた。ここに初めて我々は沈黙を破る」が前にあるんですよね。「一貫して沈黙を守り続けてきた」ことを自慢している、あるいは評価できるものと大きな勘違いをしている?怠慢か無能、あるいは黙認としか受け止められませんでしょう。「ここに初めて我々は沈黙を破る」と意味のない無駄語が続いて、もう「独りよがり」ぶりに笑うしかない。何ブツブツ言ってるの?の世界に入ったまま終わる、これが序言。
「皆内向きで海外では売れないでしょう。」の勇間様のご指摘もこの筆者には、全く理解できないでしょうね。居酒屋の宴会を長年続けてきた者の症状ここに現れり、です。
付け加えると、「低音で立ち昇る、しかし清明公正なる」陳述、という主観的形容語の多用(それによる一方的決めつけ意図)は、「綴り方教室」に於いても「ジャーナリズム」に於いてもいの一番に禁じ諫められていることです。この場合この法廷陳述は「低音で立ち昇る」かどうか「清明公正」かどうか等は、読者の判断に委ねるべきだということです。
本文にも書いていますが、お気持ちはわかるのでこの序言の筆者と敵対するつもりは全くありません。

  • 2012/08/06(月) 10:11:09 |
  • URL |
  • Bruxelles #qXcWIg3k
  • [ 編集 ]

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