TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

Japanese-American Internment Camps

Japanese-American Internment Camps
THAT DAMNED FENCE:詩作品
(anonymous poem circulated at the Poston Camp)
Japanese-American Internment Campsに関して
例によってOWIは以下のようなFilmを制作している。
Japanese Relocation (ca. 1943) by
U.S. Office of War Information
上の3つのリンクをクリックされて、どんな感想を持たれただろうか?
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Japanese-American Internment Campsは以前にも記事にしたことがあるように思う。改めて持ち出したのは、内容は勿論都合のいいように脚色されて入るが、国内向けに情報を開示していることだ。以前のこのFILMにしても、大勢の文化人を使って調べさせた(「菊と刀」など)研究成果を勿論目的に添っての事だが、やはり開示している。情報はこのように戦時は国内的には共有すべきもので、共有して共感を得るために戦時情報局によって編集されている。つまりfilmにはナレイションが入るわけだ。情報を開示し共感を得るためにそれなりに編集し、国民の理解を得て、国家的コンセンサスを作り上げるわけだ。それがOWIの役割だ。
たとえば上のJapanese-American Internment Campsのfilmなら、何故既にアメリカ国民になっている日系人の財産を奪い、強制収容所に閉じ込め犯罪者のように扱ったか、を一方的ではあるがそれなりに説明している。否、説明と言うより、プロパガンダ教育をしているのだが、そのための労力たるや,凄いものがある。常時自国の正当化をし、国民の賛同をえる努力をしていると言う事だ。民主主義国家と名のり、ファシスト国家との違いを見出せるとすれば、まさにこの辺だ。
「お前達は天皇の赤子だ」「日本兵ならば天皇陛下に命をお預けしろ」、あるいはいきなりの「鬼畜米英」では、立派な国民になろうとすればするほど全体的にカルト化した集団にならざるを得ない。論理を飛ばした手抜きである。天皇・天皇制が政府指導者や軍部に利用されたと言われるのは、この手抜きである。前記事「小林よしのりの妄想」は現代の皇国史観(天皇に忠義を尽くすことが臣民たる日本人の至上価値であるとする価値判断を伴った歴史観)そのものなのだが、忠誠を尽くすとかお守りするとか、この恩ぎせがましい表現は具体的には戦争や国防のイメージを伴ったものなのだろうか?それでないとしたら、具体的にその人にどういう能力があり、それに伴ったどういう行為を意味するのだろう。戦争や国防のイメージを伴うならば、やはり手っ取り早くコンセンサスを得るための、手抜きでしかない。戦闘力を高揚させるための、言葉は悪いが、利用である。国体=天皇と思い、忠義を尽くしお守りするというなら、その手段としての軍隊はどこにあるのか、武器は入手しているのか、訓練は受けているのか。2・26のように忠義は政府高官・軍部要人の暗殺と言う形で示すのか、危機に際して亡命ルートを確保すると言う形でか、替え玉としての弾除けになるつもりの自己犠牲を意味するのか。なによりそれは陛下がお喜びになる忠誠なのか。
話を戦前に限定してもっと分かりやすくしよう。民主主義国家アメリカにはコンセンサスを尊ぶ国是があった。ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていたのに、知らぬふりを押し通して、アメリカを不要な戦争に巻き込んでいったという、ルーズベルト悪玉説はアメリカから出てアメリカに根強い。国民の参戦コンセンサスを得るため、と言うのがその目的だったと、もし開戦時の日本人が聞いたら、その発想自体に仰天しただろう。

TEL QUEL JAPONの緊急提案ーOSS及びOWIのようなハードとソフトの両方の情報局を表立って堂々と設立し国益を目的とした国家建て直しと、国民の啓蒙に当たらせる。



テーマ:憂国 - ジャンル:政治・経済

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