TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

樺太1945年夏 氷雪の門 & Kurosawa

樺太1945年夏 氷雪の門

樺太1945年夏 氷雪の門

No.1 & No.2 & No.3 & No.4 & No.5 :
動画1 & 動画2
wikipedia & 畠山みどり:氷雪の門

追記:2010年12月16日
氷雪の門はYou Tubeで「あの時のことは、何故忘れ去られたのか?」というタイトルで1/13~13/13まで全編見ることが出来ます。古い時代のしかも制作も古い時代の物なのに、ほんの数年後の現実であるかのような錯覚を覚えました。ぜひ御覧になってください。

//////////追記:2011年2月6日//////////
子供時代の記憶だ。明治19年生まれの祖母に聞いた。
日清戦争に勝って大阪では中之島でちょうちん行列があったそうだ。
歌を歌いながらちょうちんを持って夜通し戦勝を祝ったという。
「どんな歌? 聞かせて」といったら
祖母が歌ってくれた。
「にっぽん勝った,にっぽん勝ったシナ負けた
台湾とられて、お気の毒」
「じゃあ、日露戦争の時は?」
「にっぽん勝った、にっぽん勝ったロシャ負けた
カラフトとられて、お気の毒」
「お気の毒」と言うところが日本人ね、そう思った。
この列島以外ににっぽんが存在するとはどんな気分なんだろう。
戦勝とはどんな気分なんだろう、と敗戦後しか知らない昭和生まれの私は思った。

母が死んでひとりぼっちになった私は、古きをたずねて「大阪船場を語る会」に出かけた。
偶然日露戦争の時のちょうちん行列と花火の話題が出た。
大阪をParisだとすると中之島はシテ島にあたる。
その中ノ島で盛大な花火が打ち上げられたが、費用は官費ではなく、大阪船場の大店(おおだな)が、国家の慶事を祝うために私財を出しあったのだそうだ。経済ではない、真の国家として、国際社会の一等国となった時代を、官民一体となったその高揚を、私も一度体験してみたいものだと思った。かなわぬ夢である。

・・・・・・・
一行詩 負けた国の子らの狂宴

////////////////////////////////////

追記:2011年11月10日
2010年10月2日の記事を移動させました。何故36年間もオクラ入りしなければならなかったのか、何かがおかしい。日本という国は当然の権利を主張する気力も体力もないのかと、アメリカの保護国なのはわかるとしても、何故ソ連のいいなりにせっかくの映画をしかもソ連でならともかく、母国で母国の映画を上映できなかったのか?
今日は週刊新潮玄葉が言ったとか言わなかったとかの、記事が出ている。言った言わないの事実よりも内容が常識を超える。実際TVでそう公言した人も何人かいる。何かがおかしい。
今年の8月頃BSで「人間の条件」が連続放送されたらしい。あれはソ連のプロパガンダ映画だと、OWIの資料に書いてあった、それも思い出した。
今日偶然このサイト(by Sanderson Beck)をみて、子供の頃こういうふうにおとなが言っていたような気がした。まあ日本の知識人の認識もこれと変わらない人もたくさんいる、それを思えばなかなか外国人でありながら良く出来たサイトだと感心しながら見ていた。最後の方で映画に関してGHQが規制をかけていたことを、そしてその規制の内容を知った。一例として黒沢昭監督原節子主演のNo Regrets in Our Youthのことが出ていた。
早速You Tubeで少しだけ見てみた
参照:wikipedia:

物語は滝川事件とゾルゲ事件をモデルとしており...GHQの奨励したいわゆる民主主義映画の一つである

参照:我が青春に悔いなし

黒澤監督の、戦後すぐの民主主義プロパガンダ映画。GHQの検閲が厳しい折、娯楽性ゼロ、コメディ要素ゼロのシナリオになってしまっている。


Sanderson Beck氏に教えてもらうまで、黒澤監督、原節子主演のGHQ民政局ご推薦のこういう映画があったとは全く知らなかった。
参照:Tel Quel Japon 過去記事
参照:Tel Quel Japon 過去記事
そういえば、黒澤監督のこの映画などは、のちの篠田正浩監督のこの映画のまあ露払いのようなもので、映画とは、本来Propaganda性が強いものであることが分かった。問題は監督自身のあたまが既に洗脳されていて、時代的に言って篠田監督の場合は、検閲などという概念はグラスシーリングになっているのだろう。つまり本人はこの内容で既に強い自己表現、または芸術的自己実現のつもりなのだろう、ハー。黒沢監督も、別にGHQに屈しているなどというつもりは全くなかったのでしょう、ねぇ。フー。
参照:京大滝川事件:底辺で繋がっているかもしれないが、全く次元の違う滝川事件とゾルゲ事件をリンクさせたところが、無知丸出し。そういうふうにリンクさせているからこそ、ゾルゲや尾崎を英雄視するマインドコントロールになっているんですね、ムー。

テーマ:戦争 - ジャンル:政治・経済

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