TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

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Jack Shirai & Spanish Civil War

今日は気温のせいか、特別な疲労を感じる。
Jack Shiraiの名に聞き覚えがあった。どこで聞いたのかと思い出したら、石垣綾子の著作だ。石垣綾子を軸としてゾルゲ事件と、つまり上海の陰謀団とスペイン内戦が繋がった。Jack Shiraiが英雄なら、尾崎秀美も英雄だと、日本の歴史ではどうやらそうなっている。岸恵子もこの線に違いない。何もかもFascismと決め付ければ、それに敵対するものは正義のヒーロー、という単純な思考だ。フィルビーもフランコ側に身を置いて、表立ってはそういう報道をしているが、ここでも優秀なスパイだった。ソ連に敵対するものは全部悪、全部Fascism、つまりは人民の敵、という発想が見て取れる。ソ連に続きスペインが人道的見地から立ち上がり、そこに世界中から知性と人類愛と勇気のあるヒーロー達が、スパイではなく兵士として銃を手に駆けつけた、手に汗握る人道賛歌の物語の出来上がりだ。ついでに日本はFascist国家、悪の枢軸の権化で、中国に於いて云々、という附録の物語までが完成する。
人類のために、その正義のために戦って死ぬ、のが一番望ましい生き方、死に方であるのは認める。だからと言って、人や国家を勝手にFascist呼ばわりして、つるんで襲いかかってくるのは良くない。物理的に、また精神的に破壊し尽くして、その後もいつまでも、再起不能なまでにFascistよばわり、人類の敵呼ばわりしつづけるのはよくない。
この辺を頭に置いてスペイン内乱及びその解釈に関するFilmを御覧いただきたい。理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取る瞬間が、正義の女神が 過去の歴史認識に変化を要求する瞬間が見抜けるように、油断無く、流されないよう、心して御覧下さい。

Fighting Fascism: The Americans–Women and Men–Who Fought In the Spanish Civil War
まずVideo : 見ごたえ聞き応えあり。
音声資料 
元のペイジ
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スペイン内戦で闘った記録に残る一人の日本人がいる。結構人物の履歴も評判も判明している。顔写真もあれば、埋葬写真もある。Jack Shiraiを語る仲間もいれば、彼に捧げられた詩も残っている。
スペイン戦争・人民戦線とファシズム
Jack Shirai, a japanese in the International Brigades
a Japanese 'hero' of the Spanish Civil War
Japanese Involvement in Spanish Civil War
スペインで戦った日本人
Jack Shirai:

20世紀前半に吹き荒れた風は、結局20世紀の終局で止まらず21世紀にも同じように吹いていると言うことだろうか?何の話って?
歴史的意味を持つFederico Garcia Lorcaの死
ロルカの死もピカソのゲルニカと同じくらい強烈にその風を煽ったんですよね。
BBCのTVドラマ「ケンブリッジ・スパイズ」。またイギリスがどういうつもりでTel Quelでも紹介済みの彼らを持ち出したのか、不思議に思うのでちょっと当たってみました。イギリスでは21世紀その風はどんな風に吹いているのか。篠田監督のゾルゲの如く吹いているのか、どうか。
The Cambridge Spies:BBC-1
The Cambridge Spies:BBC-2
The Cambridge Spies:BBC-3
The Cambridge Five
2003年に放映され、年末にはDVDになってるんですね。BBCの解説によると「Fired by youthful idealism, passionately committed to social justice and to fighting fascism, they are bonded by friendship based on shared conviction and shared sacrifice.」 これじゃあ、篠田監督と同じでヒロイックにまとめたんですね。ただ、岸恵子が憤慨したように、ゾルゲ同様、彼らも一切スターリンから信頼されず二重スパイの疑いをもたれていた。(まあ、ああいう人ですからね)これでゾルゲ同様尚更ケンブリッジ・スパイ達の悲劇性とドラマ性が高まると言うわけですね。Fascismと闘った、と言えばイギリスでも何でもあり、ってこと?若きエリートの民衆への愛と正義感と自己犠牲で纏めた、ってこと?イギリスはFascist呼ばわりされる心配は無いから、こういうくくり方もアリかもしれないけど、彼らが何をしたかを考えれば、国民が怒らないのでしょうか?BBCもNHKってこと?ま、ま、まさか!
大局的に見れば、国際連合がある限り、滅びたはずの共産ソ連の墓場辺りから、この風は21世紀も吹きつづけるのでしょうね?
(videoちょっと見た感じでは、love sceneが多かったから、テーマはちょっとずれてるかもしれないけど、希望的観測としては。どうなんでしょう)

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・・・・・追記:2010年5月5日・・・・・
Jack Shiraiは美味しい料理を手早く多量に作ることができて、仲間達に愛された、という辺りを思い出して、昨夜ふと疑問が湧いた。海外から駆けつけた義勇軍の武器や食料等に関するお金はどこから出ていたのか、と。
スペインの金 モスクワへ
調べると膨大な時間がかかるので、とりあえず、お座成りながら上にひとつだけリンクを貼っておきます。万事はまた後ほど。

・・・・・追記:2010年5月5日・・・・・
スペイン内戦に関して面白いペイジを見つけたので、追加リンクを貼っておきます。
スペイン内戦:裏辺金好
スペイン内戦:頭の整理用

・・・・・追記:2010年5月5日・・・・・
今日面白い映画に気づきました。ちょうど日中戦争やスペイン内乱の頃の、その仕掛け人本国共産ソ連内部のお話です。日本公開も済んでいますが、日本人がこの辺りの事情を垣間見るまでには、2世代の方々がこの世から消えています。言い換えれば、その長きにわたって、歴史に無知だったわけです。一からの再検証は面倒とばかりに、解説の偉い先生は、最後の最後に問題を摩り替えています。お見逃し無く。真似をなさらないように。
同時代の3ヵ所3ヶ国を頭で平行に並べて、歴史を考えると、見えてくるものがあると思います。新しい視点を構築するためには、膨大な時間とエネルギーが必要で、人は大変消耗しますが、見抜くべきことは、見抜かなければならないと思います。
この映画に関するBlogを二つ紹介します。
サーカスな日々
詩と批評
次に映画に関する資料です
映画の日本語サイト
グルジア映画, 「懺悔」を一部見る

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テーマ:情報の後ろにある真実 - ジャンル:政治・経済

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