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リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

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Fascism vs Communismの誤思考 (3)

Edgar Snow
・・・・・(3) Seicho Matsumoto & Communism・・・・・

PicassoやYves Montandはともかくとして、日本では松本清張の政治的ポジションは広く知られていると理解していいだろう。1960年に発表された「日本の黒い霧」など、その作品を読めば明白だ。探偵小説を推理小説に移行させた社会派人気作家なのであるから。世論形成におけるその影響力は言うまでも無く絶大である。
松本清張作品:リンク
松本清張『日本の黒い霧』と社会推理: リンク
松本清張 : Wikipedia
Tel Quelで何も松本清張を論じるつもりも紹介するつもりも無い。先日タイトルに惹かれて松本清張の「男たちの晩節」と言う小説を買って読んだ。後ろに清張の年譜がついていて、1968年のなかの一行に眼を奪われたので、ここに取上げることにした。
来日中のエドガー・スノウと対談ーとあったのだ。
このBlogをクリックされる方なら、Edgar Snowがどういう人物かは、良くご存知だと思う。たとえば上の写真の解説はこうだ。
Edgar Snow (first left), the US journalist and writer known for his book "Red Star Over China," chats with Chairman Mao Zedong on October 1, 1970 on the Tian'anmen Rostrum in Beijing as they view the grand celebration of the 21st anniversary of the founding of the People's Republic of China
驚いたことに千夜千冊の松岡正剛が「中国の赤い星」をこのように紹介している。時代が遡る分清張のEdgar Snowに対する盲信ぶりはこれに輪をかけたものだったのだろう。(’68といえば「毛沢東語録」が赤尾の豆単よりも売れた年だ。ところで誰がEdgar Snowを日本に呼んだのだろう。)

読み比べ:聞き比べ
○ Edgar Snowと毛沢東 :(このペイジで北京放送中国国際放送局が聞ける)
○ Mao: The Unknown Storyの著者Jung ChangとJon HallidayがListenerのメイルや電話に答える:必聴!参照
○ スノー未亡人の激白
○ The Straits Times, 11 October 2000
○ 松井石根とエドガー・スノウ
○ 中国がひた隠す毛沢東の真実
○ Site:Way That Are Dark
○ Chinese People's Forever Friend
○ 日中戦争の真実
○ 中華人民共和国の誕生にEdgar Snowがどれだけ貢献したかは、上の写真を見れば一目瞭然だ。この特権的地位を得るためにEdgarが何を書いたか。ヒトラーにとってのゲッベルス以上の働きをした、すでに中国人まがいのEdgarがいる。視点を誘導され、思想を注入され、検閲を受け、それでも夢見心地のEdgar。カールソンやスメドレーの仲間である。
未亡人が編集したEdgar Snowの巨大な中国写真本を数ヶ月前に読んだが(麻痺しているためか)内容的には、日本の教科書ほど日本に対するこれでもかという悪口雑言は見当たらなかった。写真は機能を失し内乱状態の国の中で、極度の貧しさから動物同様またはそれ以下の生活水準に苦しむ、想像を絶する中国人民の姿をとらえていた。このままではいけない、中国人に機能する国を与えなければいけない、とEdgarでなくても思う。Edgarはその夢・幻想を毛沢東に重ねたのだろう。ある資料によると結果論ではあるが、Edgarは晩年、毛沢東に自分がいいように利用されたことをうすうす感じ、また認めていたそうだ。
数ヶ月前TV局のアナウンサーが「ガンジーといえば、毛沢東と並ぶ、20世紀の偉人ですよ」と言ったのを聞いて吃驚したのを憶えている。そういう思考力の無い知識人は日本にまだまだ沢山いる。Snowが生み出したSnow's AHO children達だ。 
・・・・・・・・・・・・・・

清張年譜:その他の注目
1968年1月、59歳
カストロ首相、ゲバラ夫人とのインタビューを試みたが失敗。
1974年12月29日 65歳:池田大作創価学会会長と宮本顕治日本共産党委員長の極秘会談を自宅でセットする。
1975年7月 66歳 :前年末の池田・宮本会談による「創共協定」の成立が報じられ、各方面に衝撃を与えた。
・・・・・・・・
(注)清張は推理作家であるので、事件をどう推理しようと、推理なのだ。また清張がEdgar Snowと対談したからと言って、作家としての作品評価にはなんら影響するものではない。
/////////////////

スペイン内戦:Wikipedia
また、共産主義とファシスト枢軸との間の代理戦争との見方がなされていた。
ちょうどこの時期、1937年7月、盧溝橋事件、12月南京占領、1939年3月、フランコ、日独伊防共協定に参加、などのタイミングを外からみれば、日本はファシスト国家だという風に眼鏡が固定されてしまったんでしょうね。
1937年のPicassoの「ゲルニカ」も大きなインパクトになってるんですよねぇ、人民戦線政府から注文があって、三角関係の苦労と自分を取り合って二人の女が争うのを描いただけなのに、平和の象徴としての歴史的名画になった。(どこが平和の象徴かわかりませんけどね)しかもナチスによるゲルニカ空爆と同じ1937年の8月15日日本軍が南京の空爆を開始したから、イメージとして日本は平和国家の対極に置かれてしまうんです。

・・・・・追記:2010年4月27日・・・・・
中国人民解放軍の正体」: 佐藤守Blog
多くの日本人を洗脳したEdgar Snowが実は、共産中国の飼い犬的プロパガンダ担当要員に過ぎなかったことが、少しは分かるだろう。目覚めよ、松岡正剛!

・・・・・追記:2010年6月4日・・・・・
Read this page : Edgar Snow and others
The 'Mao Myth' is centered around the 'Long March' myth, which has long been known to have been fabricated by Edgar Snow. His book of lies is still in print.

テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

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