TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

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野村吉三郎の辞職願い

野村吉三郎: wikipedia:

Ambassador Nomura Offering his Resignation, MAGIC, From: Washington (Nomura) To: Tokyo October 18, 1941 CA
Ambassador Nomura Again Asks to Resign, MAGIC, From: Washington (Nomura) To: Tokyo October 22, 1941 Purple (CA)
Telegram from Tokyo Rejecting Nomura's Resignation, MAGIC, From: Tokyo To: Washington 23 October 1941 (Purple---CA) Unnumbered

こう言う資料があるとは想像だにしなかった。時期が時期だけに職場放棄をする人物がいたとは思えない。板ばさみと言うよりも、むしろ怒りがあったのだろう。
今日はとりあえず、その電報をお見せしよう。Purple, Magicなどの「つつぬけ」を意味する懐かしい言葉が見える。
上記Purple電報3通分の内容

2009年11月28日:追記
Nomura & Kurusu
何が有ったのかと不思議に思えるくらいの笑顔をみせる野村・来栖のダブル駐米大使。野村駐米大使に日本の事情を伝え、また大使をバックアップするために急遽アメリカに駆けつけた来栖三郎。その辺りの事情を説明するための電報も2通見つかった。
Telegram from Tokyo to the Japanese Embassy in Washington Advising that Kurusu Will be Joining the Delegation, MAGIC, From: Tokyo To: Washington November 4, 1941 Purple (CA) #730
Telegram from Tokyo to the Japanese Embassy in Washington Explaining the Reasons for Dispatching Ambassador Kurusu, MAGIC, From: Tokyo To: Washington November 6, 1941 Purple (CA) (Urgent) #739
参照:Tokyoから野村大使に来栖三郎派遣に関して2通の電報:
参照:#730にRe my #725 とあるので、#725も参照してみることにする。#725
ウワァー大変なものがでてきた。(2009年11月29日追記: 日本の書物に一部がしばしば引用される電報だ。これと前回記事にした東郷茂徳の演説の一部が相俟って、東郷茂徳は、平和主義者だと歴史的に認定されている。「死中に活を求める」と言えば聞こえはいいが、結果論で言えば、ハル側の「時間稼ぎ」の作戦に引っ掛かっているだけだ。真珠湾攻撃が1,2ヶ月早ければ、、それこそ「早期講和」の可能性も、はるかに現実味を帯びただろう。しかしまあ、尾崎秀美を戦争回避のために獅子奮迅の働きをした平和主義者だという歴史認識まで堂々とあるのだから、東郷茂徳の認識もそれの同一線上にあるのだろう。今回は一部ではなく全文をお見せする。この電報を受け取った野村吉三郎側から、続きをお読みいただきたい→)まさに勝ち目のないギャンブルだ。これだけプレッシャーをかけられては、野村大使一人では、神経が持たないだろう。二人でも無理だ。乙案提出の日も、ハル・ノート受け取りの日も、ハル・ノートへの回答を持参した真珠湾の当日でさへ、緊張感なく、常にヘラヘラ笑っていたのは、ひょっとしたら、既に砂に頭を突っ込んでしまっていたからかも知れない。
これらの電報は誰から、野村大使に届けられたのか、誰宛に野村大使は辞職を願い出たのか、また背景となる日本の政治的混乱、内閣の入れ替えなどにも触れながら、時間のあるときに少し電報の背景・内容にも触れてみたいと思っている。

2009年11月30日:追記
資料:Message delivered by Ambassador Nomura to Secretary of State Hull 1420, 7 Dec 1941 ハル・ノートへの回答(宣戦布告とされているメッセージ)及びそれに対してHullが吐き捨てた言葉。

以上の記事は2009年11月28日記入
2011年10月7日:追記
緊張の米國に野村大使は語る
現実を見て覚悟の上の正直な発言。少なくも、アメリカの参戦は目の前にすでにぶら下がっていた。なんだか蛇ににらまれた蛙状態だった日本が想像できる発言である。
日米開戦のウラ 1/2 & 日米開戦のウラ 2/2
本来日本人が作らなければならないFilmなのに、日本人の過半数はまだこの事実を事実と認めない。この過半数の日本人は歴史を書き換えたくないのだ。秦氏にまずお見せしたい。それにしても1/2の証言者の顔を見て驚いた。実行者本人であり、その正体はソ連のスパイであったあの男だ。スターリンにもルーズベルトにも絶賛される行為であるので、堂々としたものだ。別に日本サイドに立って証言したものではない。本人の口から出ている言葉である。誰であろうと、否定も疑問を挟むことも一切出来まい。
参照:Tel Quel Japon過去記事

テーマ:軍事・平和 - ジャンル:政治・経済

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