TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

Whittaker Chambers : Witness 

Chambers家のかぼちゃ
西木正明氏の「ウェルカム トゥ パールハーバー」(上)を時間が足りなくて読めなかった。返却する前に少しペラペラめくってみたらWhittaker Chambers が結構登場している。そのほんの15分前に偶然彼の著作を調べていたところだった。(Whittaker Chambers の簡単な紹介は第六章P.403に出ている)。この人はエリザベス・ベントレーと共に「ルーズベルト秘録」(産経新聞)にも登場している、ルーズベルト時代の米連邦政府内ソ連スパイ網の告発者でもある。(連絡要員をしていたが、この小説によるとNKVDとGRU(赤軍第四部)との争いに巻き込まれてGRU代表ボリス・バイコフによってFBIに正体を密告されてしまう。そこでFBI長官エドガー・フーバーに「逆スパイになりますので、お目こぼしを」と転向したことになっている。節操のない話だけれど、これとは別に「ソ連の粛清に嫌気がさして」という真っ当な説もある。)
「ルーズベルト秘録」(下)によるとWhittaker Chambersはスパイ網離脱の前にHarry Dexter Whiteに会って、一緒に離脱しないかと誘っている。そのことからもわかるようにHarry Dxter Whiteに非常に近い所にいた人物だ。同書には長年にわたってWhite疑惑を調査してきた歴史家としてBruce Craigの名前もでてくる。
日本に於いてはWhittaker Chambers はHarry Dexter White程には知られていない。Whittaker Chambers が知られているとしたら、ソ連のスパイAlger Hissとの裁判に於ける攻防が一番有名だろう。これに関しては途方にくれるほどに資料がある。何しろ後の合衆国大統領Richard Nixonまで絡んでくる。上にかぼちゃの写真が置いてあるが、このかぼちゃも二人の裁判の重要な参加者である。興味のある方は各自調べられることをお勧めします。
そんなわけで(どんなわけ?)Whittaker Chambersには以前からとても興味を持っていた。
そして昨日、Whittaker Chambersに関して思いもかけない資料に出くわして、くたくたになってしまった。もし興味がある方がいらっしゃれば、ぜひお目にかけたい。Filmだ、TV番組、全部見るとなんと5時間半もかかる!いろんな資料を集めたが、まずはここからと思い、真っ先に置くことにした。ただ内容を理解するにはある程度の(かぼちゃの意味がわかる程度の)予備知識が必要かもしれない。先に「各自調べられることを・・・」と書いたのはそのためだ。ルーズベルトの近辺にいたソ連のスパイ網に関する告発をしたWhittaker Chambersをよりよく知ることは、日本人にとってとても重要だと考えている。故に「諜者必衰 」のカテゴリーに真っ先にWhittaker Chambersをとり上げた。
紹介するペイジ、そしてまたfilmは20世紀を代表する書物としてWhittaker Chambersの「Witness」を扱うものである。どうやらアメリカ人の教養のようだ。

資料1:Whittaker Chambers: Witness
資料2:Whittaker Chambers : Witness
左のWatchをクリックする。最初のFilmにHarry Dexter Whiteの研究家であるBruce Craigが登場する。そしてかぼちゃも。

追記:2009年3月22日:(今後さらに重要になる資料)
参照:Treasonable Doubt-The Harry Dexter White Spy Case by R. Bruce Craig
参照:R. Bruce Craig: Author
参照R. Bruce Craig: プロローグ:
参照:R. Bruce Craig :Photo Pages
R. Bruce Craigは信頼のおける歴史家だと思うが、彼の目と心には日本関連は入っていないことを忘れないでいたい。

追記:2009年3月23日
参照:A Visit to the Farm of Whittaker Chambers
参照:Sam TanenhausによるWhittaker ChambersのBio及びBook Review
参照:Whittaler Chambers Witness: Book Reviews

テーマ:大日本帝国 - ジャンル:政治・経済

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