TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

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Embracing Defeat: Japan in the Wake of World War II.

Embracing Defeat: Japan in the Wake of World War II by John W. Dower
Interview : Lecture : Review : ReviewReview
時間をとるが非常に興味深い内容だった。最後の応答に関しては、この本の内容はアメリカにおいては理解されないのではないか、そしてまたそれは当然だろうとも思った。視聴を強くお勧めしたい。外の視点というものを知ることが、日本人間の議論に、絶対的にかけていると思うからだ。

日本語訳が出ている。読後感想も見つけた。John W. Dower氏には、日本人自虐史観論者並みの侵略戦争という先入観があるが、そこを除けば、日本人が目隠しされてきたところを、米人学者らしく客観的視点で見抜いているところも多い。すべてを鵜呑みにするつもりはないが、覚醒できる立場にいる、米人学者の強みだ。
日本人の読後感想:
No.1 & No.2 & No.3 & No.4

増補版「敗北を抱きしめて」上下、岩波書店刊を入手した。増補版は写真も多い。


       ///////////////////////////////////////////
    (追記・参照:2011年2月27日:大変興味深い講演)
    講演:The Only Woman in the Room 2007
    Beate Sirota Gordon, author of the memoir, "The Only Woman in the Room", and member of the Japan Society New York speaks at Middlebury College.
    Beate Sirota Gordon : Wikipedia
    The Gift from BEATE:
    Biography: Beate Sirota Gordon (1924 - )

その頃の日本には、珍しい事に国際的な一流の外国人演奏家が集まっていた。何故なら,皆ナチスのユダヤ人排撃を恐れて逃げてきた方たちなのだった。指揮者のローゼンシュトック。バイオリンのモギレフスキー。ウィリー・フライ。ピアニストのクロイッツアー。レオ・シロタ。(「さようなら私のニ十世紀」石井好子著 東京新聞出版局刊P.49 より)
思い出して本を取り出してみたら、やはりレオ・シロタの名前があった。「リストの再来と言われた」BEATE SHIROTAの父親である。
戦争やユダヤ人排撃がなかったら、そのような立派な音楽家が日本に住みレッスンすることは決してなかったであろう、と同ペイジに記されている。上記の講演に於いてもBEATEは日本人の子供達と一緒に羽子板遊びや、紙芝居を楽しんだ事を懐かしそうに述べている。(潜水艦のことをスイセンカンと言っているのはご愛嬌である)上記のwikipediaもクリックされたし。子供の頃から日本の社会を知っていたBEATEが時代の紆余曲折と共に住む国を変え、22歳で日本国憲法草案に関わっていく運命的必然がよく分かるだろう。
ある本を読んでいて気づいたのだが、フランス女性が選挙権を獲得したのも日本女性と同じ1945年である。少し驚きであった。
参照:女性参政権 : 日本国憲法第24条
         ///////////////////////////////////////////


今「日本国憲法の二〇〇日」半藤一利著(文芸春秋社刊)を読んでいる。自身の体験や著名人の日記などからの引用も多く、何事も鵜呑みにする気はないが戦後生まれには厳しい本である。激しい飢えと機銃掃射の体験がないことに、後ろめたさを感じる。
被占領期を語るJohn W. Dower氏の話と「日本国憲法の二〇〇日」とがピッタリ重なる部分も意外と多い。(林檎の歌の並木路子は爆撃を逃れようと川に飛び込み危うく死ぬところだった、一緒に飛び込んだ母は溺死した、この歌をどんな気持ちで歌ったのだろうか。)但し内と外と大筋で視点は違うが。
(追記:2011年2月28日):「日本国憲法の二〇〇日」半藤一利著(文芸春秋社刊)を読み終えた。筆者の視点がゆらゆらして定まらないのが気になった。仕方がない、筆者は15歳当時の自分の視点で体験を書いているからだ。歴史はあとで振り返るのと現場をウロウロするのとではまるで違う。フランス革命のときパンをよこせと宮殿に駆けつけた農民達が、その流れの中で、まさか後に国王をギロチンにかけることになるとは夢にも思わなかっただろう。

この本で憲法第九条と幣原喜重郎の関係を知った。知ったからといってそのまま何事も鵜呑みにするつもりはないが、とりあえず少しリンクを探してみた。
幣原喜重郎と日本国憲法
憲法制定時の首相、幣原喜重郎氏の発言の記録
幣原喜重郎 Wikipedia
幣原 MacArthur会談と憲法第九条その元サイト
〇参照:幣原喜重郎 :Tel Quel Japon過去記事
リンクを貼ったからと言って、だからどうだというつもりはない。終戦から占領、冷戦にかけての日本語書物は、あらかた推量または混乱、決定的資料による、覚醒した真実をまだ見せていないのだから。

//////////追記:2011年3月15日//////////
サイト紹介: Books About Japan at War, 1931-1945
An afternoon with Saburo Sakai
Meet Colonel Tsuji, genius and cannibal

//////////追記:2011年12月2日//////////
John W. Dower氏のInterview 日本語
肝心のところは最初の部分だけ、あとは、ひとつ別の見解を別の目で見る、そういった思考を柔らかくする訓練にはなるかもしれない。テーマが一般的すぎて残念ながら参考資料にはならない。聞いてよかったと思う人たちも多いとは思う。

//////////追記:2011年12月10日//////////
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The Showa Emperor and Japan's Postwar Imperial Democracy:
○Tojo ordered strike on Pearl Harbor according to Hirohito interview:
Hirohito talks of Pearl Herbor:
・・・・・・
Unconditional Surrender,Demobilization,and the Atomic Bomb
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テーマ:日本を憂う - ジャンル:政治・経済

アメリカからみた...第二次世界大戦

武装解除と終戦(Victory over Japan Day)
対日ロシア参戦&マンハッタン計画(Manhattan Project)
東京大空襲
神風特攻隊(kamikazetokko)
戦艦大和撃沈
沖縄上陸作戦
沖縄掃討作戦&ひめゆり学徒隊(Okinawa)
原子爆弾&天皇統治権(Nuclear weapon)
日本の歴史教科書には記述されない部分

/////////////
NHKがまとめた御前会議 : 開戦まで

(つづく)

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CIA Papers Reveal Japan Coup Plot

CIA Papers Reveal Japan Coup Plot
戦後秘史・服部卓四郎と辻政信 古沢襄
CIAが明かす戦後秘史
昭和25年のクーデター未遂事件
走る前に脚を痛めてしまった三島由紀夫と見ればいいのだろうか?
帝国軍人の折れて再び立ち上がった行き場のなさと見るべきなのか?
服部卓四郎と辻政信に関しては、もっと多角的解釈があってしかるべきだと思っている。物語的に単純に考えない方がよい。GHQ自体が七変化。戦犯になるならないは単なる時の運、逃れてGHQで働いたからといって、裏切り者と見るのは間違っている。天皇陛下を含めて日本人はすべからくGHQの命令に従って行動せざるを得なかったのだから。少なくとも戦後は。
終戦交渉や終戦計画実行中はOSSや連合国間,あるいは日本国中枢の間で意見の分裂・攻防があった。水面下の終戦交渉も見逃せない。長い手探りの後おおよその確約が水面下でかわされてポツダム宣言受諾が決定した。パイプをくわえて厚木に降り立った丸腰のマッカーサーを見て、日本人の多くが拍子抜けしたことも確かに違いない。
・・・・・・
戦後米国の情報戦と六〇年安保——ウィロビーから岸信介まで
AP: CIA recruited Japanese war criminals
CIAもこの辺りではまだまだオープンなのでCIA=Spyとは考えない方がよい。GHQに関しては、まずウィロビーを知ることからはじめたほうがよい。日本人にとっても大変興味深い人物である。
参照:Tel Quel Japon 過去記事
CIAコードネイム、実名対照表

・・・・・以上は2011年2月18日・・・・・
・・・・・追記:2012年2月23日・・・・・
The CIA and U.S. Intelligence Jan 13, 2008
あんまりおもしろくないのは、相手の手の中という椅子に座らされるから?
CIAと緒方竹虎:学者らしい素晴らしい研究
あちらの資料を翻訳しただけなのだが、これだけのものはめったにお目にかかれない。Tel Quelの過去記事とダブルが念のために再度出しておく。

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日本国憲法前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
・・・・・・・・・・・
日本国憲法前文を読む機会があり、読んでおかしいと思ったところをピンク字に記しました。いちいち理由を書かなくても「そんなことの根拠はどこにも無い」とわかる駄文です。
日本国憲法前文:Wikipedia
Netで調べてみるとこれを歌にして歌っている歌手がいました。学校で先生たちが生徒にこの歌を熱唱するとか、あるいは暗唱させているとか。
日本国憲法前文の歌 :You Tube
おかしいぞと思っていたら、すでに青山繁晴の発言がありました。鳩山さんに関する話は興味深いですね。
青山繁晴 日本国憲法前文の精神と、韓国軍の緩み[桜H22/7/2]
お話の中に沢田研二云々がありましたので、早速調べてみました。
我が窮状というタイトルの歌で、要するに九条を守りましょう、という護憲の歌でした。老いて恋の歌が歌えなくなると、こうなっちゃうのでしょうか。
「許しあい信じようって?沢田研二さん、平和を愛する諸国民の公正と信義、を無条件に信じていれば平和に暮らせるのですね」
でもこの歌、われらの安全と生存を(平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して)保持しようと決意した、という前文の内容とは合っていますね。国家も国民も意気消沈して生存本能さえなくしてしまいそうな、文言ですけど。
・・・・・・・
追記:2010年12月31日(本年最終入稿)
今日の産経新聞「正論」のタイトルは「闘争本能を失った国と個人を憂う」筆者は拓殖大学学長渡辺利夫氏。多くは書かないが日々誰でも経験していると思う。日本人はこんなおかしな発想をする民族だったのだろうかと。小さな事から大きな事まで、やられたらなすがままに無抵抗で後退してゆく。泣き寝入りこそが美徳なのだと。さらにどうしようもないのは、自衛のために戦おうとする人たちにまで「無抵抗で後退する、降参する事」をしゃにむに強要する、だから理不尽な目にあって戦っている人を助太刀するどころか、長いものに巻かれないとは何事かと、口汚くののしる。おかしな国に,国民になったものだ。
「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において」国際社会であろうと、日本社会であろうと、そんな社会があるなら、そもそも憲法などいらない。
少なくとも日本国憲法前文は日本人から思考力と闘争本能を奪っている。それだけで、充分国は亡びる。闘争本能(生存本能)を失ったら、国も個人も亡びるしかないのだ。

・・・・・・追記:2011年2月13日・・・・・・
4-7 コールグローヴ、トルーマン宛書簡 1946年7月29日
Letter from Kenneth Colegrove to President Harry S. Truman, dated July 29, 1946:拡大して読む事ができる。NOSAKAの名前があるのが非常に興味深い
元サイト:日本国憲法の誕生
第1章 戦争終結と憲法改正の始動
第3章 GHQ草案と日本政府の対応
人物紹介

OSSの「日本計画」が出産したものは、とどのつまりは東京裁判と、日本国憲法として形を成した。1942年からすでに日本統治を検討していたアメリカ合衆国。予想以上に予定以上に完璧な占領政策は今も続いている。勝利だけでなく正義まで奪われて黙っている日本、敗戦だけでなく、過去を過ちとして背負い込んで意気消沈している日本。覚醒できるのだろうか、日本人!今トリックは見えたのだが。覚醒した日本人は少ない、少なすぎる。
参照:Tel Quel Japon 過去記事
No.1~No.6までクリック 重要

Tel Quel Japon緊急提案:むやみに平和を叫んで平和を維持できないように、むやみに憲法改正を叫んでも、改正できるものではない。どういう過程を経て、誰のどんな意見を統合し、結実したのか、また現代の世界情勢に対応する意味から早急に求められる改正の必然的ポイントは、どこであるのか。国民のコンセンサスをどう構築するのか。具体的に何をどのように改正するのか、議論を起こして実行に向かわねばならない。左の「平和を守ろう」の護憲と右の「憲法改正」はその虚ろさにおいて、次元が等しい。60数年間放置したのは日本人だ。保守はまず本心を正直に述べよ。時の流れ,時代、現代世界情勢を鑑み、まっとうな議論を起こせ。論理だて得たことから、コンセンサスを獲得し実行に移せ。

///////追記:2011年2月17日///////
基礎的アウトラインは捉えておいた方が良い。

Part 1 Military Defeat and Efforts to Reform the Constitution
Part 2 Creation of Various Proposals to Reform the Constitution
Part 3 Formulation of the GHQ Draft and Response of the Japanese Government
Part 4 Deliberations in the Imperial Diet
Part 5 Enactment of the Constitution of Japan

〇Topic 1 Popular Sovereignty and the Emperor System
Criteria for the Adoption of a New Japanese Constitution
〇3-28 Far Eastern Commission Request for Consultation on Japanese Constitution
Frank R. McCoy : Far Eastern Commission
Letter from Kenneth Colegrove to General Frank R. McCoy, dated 26 April 1946

The Constitution of Japan & 日本国憲法

・・・・・追記:2011年2月19日・・・・・
日本国憲法制定に至るまで

テーマ:軍事・平和 - ジャンル:政治・経済

FDR and World War Two

FDR and World War Two Part-1
FDR and World War Two Part-2
FDR and World War Two Part-3
FDR and World War Two Part-4
FDR and World War Two Part-5
FDR and World War Two Part-6
FDR and World War Two Part-7
FDR and World War Two Part-8
FDR and World War Two Part-9

元ペイジ:Franklin D. Roosevelt
さらなる元ペイジ:アメリカ合衆国歴代大統領

Tel Quel Japon 緊急提案:日本も先の戦争を立派に戦ったのだから、上のような第二次世界大戦をふりかえったFilmを堂々と制作し、微妙なところも(たとえば4,5、8)しっかりと説明し、国家として恥じない歴史教材を作り、ネット上で世界に向けて発信すべきである。上のfilmは短いがそれぞれ、突っ込まれそうなところは、それなりに全部釈明している。もうこれ以上国民から国民としての名誉を奪ったままの被洗脳国家であってはならない。

テーマ:憂国 - ジャンル:政治・経済

Japanese-American Internment Camps

Japanese-American Internment Camps
THAT DAMNED FENCE:詩作品
(anonymous poem circulated at the Poston Camp)
Japanese-American Internment Campsに関して
例によってOWIは以下のようなFilmを制作している。
Japanese Relocation (ca. 1943) by
U.S. Office of War Information
上の3つのリンクをクリックされて、どんな感想を持たれただろうか?
・・・・・・・・
Japanese-American Internment Campsは以前にも記事にしたことがあるように思う。改めて持ち出したのは、内容は勿論都合のいいように脚色されて入るが、国内向けに情報を開示していることだ。以前のこのFILMにしても、大勢の文化人を使って調べさせた(「菊と刀」など)研究成果を勿論目的に添っての事だが、やはり開示している。情報はこのように戦時は国内的には共有すべきもので、共有して共感を得るために戦時情報局によって編集されている。つまりfilmにはナレイションが入るわけだ。情報を開示し共感を得るためにそれなりに編集し、国民の理解を得て、国家的コンセンサスを作り上げるわけだ。それがOWIの役割だ。
たとえば上のJapanese-American Internment Campsのfilmなら、何故既にアメリカ国民になっている日系人の財産を奪い、強制収容所に閉じ込め犯罪者のように扱ったか、を一方的ではあるがそれなりに説明している。否、説明と言うより、プロパガンダ教育をしているのだが、そのための労力たるや,凄いものがある。常時自国の正当化をし、国民の賛同をえる努力をしていると言う事だ。民主主義国家と名のり、ファシスト国家との違いを見出せるとすれば、まさにこの辺だ。
「お前達は天皇の赤子だ」「日本兵ならば天皇陛下に命をお預けしろ」、あるいはいきなりの「鬼畜米英」では、立派な国民になろうとすればするほど全体的にカルト化した集団にならざるを得ない。論理を飛ばした手抜きである。天皇・天皇制が政府指導者や軍部に利用されたと言われるのは、この手抜きである。前記事「小林よしのりの妄想」は現代の皇国史観(天皇に忠義を尽くすことが臣民たる日本人の至上価値であるとする価値判断を伴った歴史観)そのものなのだが、忠誠を尽くすとかお守りするとか、この恩ぎせがましい表現は具体的には戦争や国防のイメージを伴ったものなのだろうか?それでないとしたら、具体的にその人にどういう能力があり、それに伴ったどういう行為を意味するのだろう。戦争や国防のイメージを伴うならば、やはり手っ取り早くコンセンサスを得るための、手抜きでしかない。戦闘力を高揚させるための、言葉は悪いが、利用である。国体=天皇と思い、忠義を尽くしお守りするというなら、その手段としての軍隊はどこにあるのか、武器は入手しているのか、訓練は受けているのか。2・26のように忠義は政府高官・軍部要人の暗殺と言う形で示すのか、危機に際して亡命ルートを確保すると言う形でか、替え玉としての弾除けになるつもりの自己犠牲を意味するのか。なによりそれは陛下がお喜びになる忠誠なのか。
話を戦前に限定してもっと分かりやすくしよう。民主主義国家アメリカにはコンセンサスを尊ぶ国是があった。ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていたのに、知らぬふりを押し通して、アメリカを不要な戦争に巻き込んでいったという、ルーズベルト悪玉説はアメリカから出てアメリカに根強い。国民の参戦コンセンサスを得るため、と言うのがその目的だったと、もし開戦時の日本人が聞いたら、その発想自体に仰天しただろう。

TEL QUEL JAPONの緊急提案ーOSS及びOWIのようなハードとソフトの両方の情報局を表立って堂々と設立し国益を目的とした国家建て直しと、国民の啓蒙に当たらせる。



テーマ:憂国 - ジャンル:政治・経済

SAPIO 500号記念 小林よしのりの妄想

あまりこういうことを記事にしたくなかったのだが、待てど暮らせど、誰も書かないので、仕方なく苦手で面倒なキーボードを打つ。SAPIO 500号記念、の小林よしのりの作品について。
「歴史的連続性」を具現した存在は「天皇」である、と記した上で、「国防とはこの『歴史的連続性』を守るために国民自らが生命・財産を犠牲にする行為だといえる!」と書いている。
このところ保守の論壇で、女系容認論をとなえて、様々なバッシングを浴びている小林氏、「SAPIO」廃刊説まで出てくる始末だ。「ワシは保守だ、保守の仲間に呼び戻してくれ」という懇願ともおべっかとも見えてしまう杜撰な内容が500号記念に現れたので無視出来なくなった。頭脳がついに混乱してしまったか。
まず「歴史的連続性」は武器や武力で守りえるものではない。お守りする、という発言で保守の点数を稼ぎたい気持ちは見え見えだが、自衛隊には「歴史的連続性」は守れない。その上「国防とは、国民自らの義務である」なら理解可能だが「国民自らが生命・財産を犠牲にする行為だ」とは言えない。世界広しといえども、こんな発言(前提)を容認する国・国民は存在しないだろう。単に表現が乱れただけかもしれないが。
さらにその表現の混乱?はつづく。
「たとえば日本が南北から侵略されて主だった都市は壊滅状態、国会も放送局も占拠されてしまったとする。それでも日本軍が天皇を奉じていたら、どこかで反撃の機を窺がっているという情報が流れれば、日本人は戦いを止めないだろう」
妄想以外のなにものでもない。日本軍とは何をさしているのか、不明だ。仮に国民全員が生命と財産をなげうって日本軍は形成されているとしても、訓練を受けていない日本人が果たして戦力になりえるのか?私は国家有事の際、戦闘要員になれるよう飛行訓練や実弾発射訓練も多少はしているが、それでも都市が壊滅状態のときに、反撃の成果をあげる事ができるかどうかとなると、何の保証もできない。日本人は戦いを止めないだろうーとあるが、いつの時代の日本人を指しているのだろうか。もしそんな日本人が日本軍を形成できるとすれば、半世紀以上前に男女を問わず国民皆兵になっているだろう。こんな初夢でも御覧になったのだろうか?平和を愛するように教育された、和をもって尊しとなす国民である、銃声の2,3発でも鳴り響いたら、ダチョウのように砂に頭を突っ込んで震えていることだろう。
都市が壊滅したり、都市が機能不全になったりすることは、たとえば大地震などでもありえる。戦争が悪とみなされ戦闘行為がこの上なく過酷なのは、憎んでもいない人間を殺さなければならないからだ。小林氏も知らぬわけではあるまい。また日本軍が天皇を奉じて、戦うことは、制度的にもありえないではないか?天皇をお守りする戦いに、倒錯的快感を感じていらっしゃるのかもしれないが、天皇を奉じると言う行為は、天皇を利用すると言う行為だと、歴史は再び判断するだろう。天皇を奉じると言うことは天皇を巻き添えにするという行為であることを、保守を自認するならば、まず知らねばなるまい。
さらに小林氏の初夢はつづく。
「皇太子殿下はすでに出国されていて、某国で国際社会の救援のアピールを出されているとしたら、さらに日本人は燃える。」
イラン革命が起きてパーレビ国王が国外脱出し、そのあとあちこちの国をまわり、先々で拒まれ失意のうちにエジプトのカイロでなくなった。そのころある日本人が私に言った。日本の天皇陛下なら決して国外に逃げ出す事はないと。日本の皇太子殿下にもそういう発想はおそらくないだろう。天皇論を著した小林氏が何故このような皇太子殿下の行動をイメージされるのか、理解に苦しむ。そのような役割はないし、またそのような行動をする存在でもない。小林氏の初夢には政治家の存在がないのもおかしい。出国した皇太子殿下は、失った国土を回復するために、日本の天皇を守るために軍隊を出動して戦って欲しいと、どこの某国で救援依頼声明を出されるのか?
漫画だから発想が突飛なほど面白いと言われればそれまでだが、小林氏の思考の核に論理が欠落しているとしか思えない。現実味のない夢であり妄想だと言わざるを得ない。
初夢はさらにつづく。
「天皇さえいらっしゃれば日本はまだある」これが結論である。
小林氏の危機意識が書かせた文章かもしれない。だとしたら相当の危機感だ。あるいは保守へのおべっかが書かせた結論かもしれない。保守もこんな見え見えのおべっかにまんまと引っ掛かかるようではいけない。

・・・・・追記:2011年2月7日・・・・・

ここで女系論者の小林氏をどうこういうつもりはない。発言はするべきだし、議論はなされるべきだ。ただ悲しいかな日本の論壇においてよく起こる事だが、人格誹謗や相手の人間性への攻撃に迷い込んではならない。
初めに戻るがなぜ、小林氏のこの文章を誰一人未だ問題にしないのだろうか。妄想だと思うのは私一人で、ひょっとしたら上の結論は、保守の大半のコンセンサスなのかもしれない。最近これに類似した保守の本音をよく聞くからだ。錦の御旗を掲げたものが常に正義で、白黒をつけやすく、行動の全体性や統一性、戦闘秩序の維持には確かにその行為は役立つ。しかし1歩国外に出れば、それぞれの国に錦の御旗に相当するそれなりの正義が存在する。国外の某国に於いては日本の錦の御旗は機能しない。それに何故某国なのか。国連軍への要請は発想にはないのか?小林氏のこの話のイメージはヤルタ会談あたりの日本のもので、そのために国連軍の救援要請が思いつかなかったのかもしれない。だとすれば、なおさら都合のいい某国など、一層存在しない。皇太子殿下による亡命政府の樹立という発想だとすると確かに漫画的には面白いが、皇室を論じる人が、どうしてそこまで発想を泳がせるのか、全く解せない。

死闘ボクシングに於いてレバーだけをガードしているボクサーがいたとしよう。対戦相手はボディーやジョーやテンプルに思いのままにパンチを打ち抜き瞬く間にKOしてしまうだろう。右手が上がり勝利が確定した後、二度と立ち上がれないようにとどめをさすとしたら、その時に相手の死に体に、レバーへのパンチを打ち込むだろう。
一番大事な急所をお守りするという小林氏の結論は、実はこれと同じで、他の部分の蔑視または軽視、すなわち防御配慮の欠落を意味する。それだけではない、最初から急所を限定し示唆しているのと同じなのだ。
相手は気づかないふりをする。決してガードの上からパンチなど無駄に当てたりはしない。それは、急所を知った上での作戦なのだ。相手の急所に気づかない、あるいは相手の急所を忘れたふりをしつづけるのだ。

以前にリンクした村田春樹氏の敵陣潜入レポートの成果をここで再度確認されたし。

年配の方ならよくご存知だろう。戦後マッカーサー憲法反対を叫んだのは反日左翼であった。戦後天皇制打倒を叫んだのも反日左翼であった。いつとは分からぬ間に、天皇制支持、日本国憲法死守に転じている。護憲が彼らの目的に利する事に気づいたのだ。東京裁判はボディー・ブローのように国民をフラフラにさせている。カウントは8まできている。勝利の後、どこにとどめを刺すか、彼らのシナリオはそこまで完成しているのかもしれない。
小林氏のこの文章に反応がないということは、多くの保守の方たちが小林氏と類似した倒錯的快楽や妄想にふけっておられるからかもしれない。自覚がないのだ。
保守もこんな見え見えの口当たりのよい甘いお菓子にまんまといつまでも懐柔されているようでは、情けない。

・・・・・追記:2011年2月8日・・・・・
ちょっと距離をおいて眺めると、小林氏の上記の意見は、敗戦末期の徹底抗戦派、一億玉砕思考そのものだ。
アメリカの姿が見えないところからも、その時代に発想を置いていることがわかる。
OSSの資料も出てきたことだし、そろそろテーマを変えて「終戦工作と占領政策」に取り組まれてはどうだろうか。じわじわとソ連がアメリカの敵になっていくあたり、GHQ内部も、右往左往の大騒ぎ(表現がおかしい?)。発言が微妙に変化し、発言評価もじわりと移行し、重きをなした人物もやがて消えては、入れ替わってゆく。

・・・・・追記:2011年2月8日・・・・・
今後何をどうすればいいのだろうか。再び村田春樹氏の講演を見てみよう。
そよ風関西第一回講演会 PART4
1,2番は3番が完了してからしか動くまい。東京裁判の見直しもまずは3番から。したがって
TEL QUEL JAPONの緊急提案ー天皇陛下の靖国参拝の復活
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・追記:2012年4月20日・・・・・
保守のBlogに時々「総理の靖国神社参拝」を提唱しているものを見る。それが言えるのに、何故「天皇陛下の靖国神社参拝」が言えないのだろうか。その行為の意味の重要性が、天と地程も違ってくるのを知らぬわけでもあるまい。何故言えないのか?保守にはかくも中韓に対する怯えが染みついている、と言うことか?

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大亜細亜悲願之碑  

大亜細亜悲願之碑  パール判事

For the peace of those departed souls
who took upon themselves the solemn vow
at the salvation ceremony of oppressed Asia,

"OH! Lord, thou being in my heart,
I do as appointed by you"

1952.11.5 Radhavinod Pal
・・・・・

激動し 変転する歴史の流れの中に
道一筋につらなる幾多の人達が
万斛の想いを抱いて死んでいった
しかし
大地深く打ちこまれた
悲願は消えない
抑圧されたアジア解放のため
その厳粛なる誓いに
いのち捧げた魂の上に幸あれ

ああ 真理よ!
あなたはわが心の中にある
その啓示に従って われは進む


1952年11月5日  ラダ・ビノード・パール

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日本が韓国(中国)の植民地

村田春樹氏の講演,You Tubeで
タイトル:日本が韓国の植民地
この発想は面白い。今の日本をみると、確かにたとえば中国などから多くの人間が殖民してきている。どんな田舎に行っても、その現象は確認できる。誰にも否定できない。生活保護や高校の無償化などを求めてなのか、仕事を求めてなのかは分からない。
劇団四季や宝塚歌劇にまでその侵食は進んでいるらしい。
BLOG:まさか右翼と呼ばないで
日本に日本人がいないのならまだしも。
次はこちら、Tel Quel Japon 過去リンク
あとから支那の大軍が襲来する!3
これからの日本がどうなるかは、各自想像可でしょう。
我慢と自己犠牲だけ強いられて、日本人は結局はどこの国に住んでいるのか分からなくなる。オドオドとしながら税金だけ搾り取られ職も無く餓死者さえ現れる貧国民に、そして国からの恩恵は知らないうちに殖民した他国人に流れる。日本は日本人だけの物ではないが実現する。卑屈になるのは日本人ばかり。こうして武器さえ使用せずに日本植民地化の完了である。武器だけでない、議論も理論も不要である。
・・・・・・・
村田春樹氏は非常にバランスのとれた講演者だと思う。元楯の会会員。居酒屋宴会組の保守とは違い、この方は敵陣視察に行かれた。残念ながら途中で顔が割れて、屈強な男達につまみ出されたとか。
次は、そのときの成果、居酒屋の宴会では聞かれない貴重な報告である。
反日左翼集会潜入リポート【村田春樹】 :You Tube
 
SAPIO 500号記念 小林よしのりの妄想 につづく。

テーマ:立てよ国民 - ジャンル:政治・経済

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