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TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

ミズリー号上の調印 : ラジオ番組

Missouri 2 september 1945
USS Missouri : Anchored in Tokyo Bay, Japan, 2 September 1945, the day that Japanese surrender ceremonies were held on her deck.参照 You Tube 映像
参照:Tel Quel Japon過去記事:敗戦に到る関連資料
ミズリー号上の調印:ラジオ番組 46分30秒 Listenをクリック
放送内容:およそ25分間ミズリー号上の調印 実況放送 
    :25分経過後 Truman大統領の言葉
    :34分過ぎ  MacArthurの演説
    :42分過ぎ  Nimitsの言葉
    :46分30秒後 アメリカ合衆国国歌で番組は終了となる

2010年1月10日 追記 
上の音声を聞きながら御覧下さい。
Radio address by PRESIDENT TRUMAN

2010年1月23日:追記
オレンジ色部分上 : シナじゃあるまいに、the Japanese war lords とは何のことか。慌ててそれらしき人物をピックアップする必要があった。しかも侵略の共同謀議?Fiction創出の必要がでてきた。東京裁判はそのための劇場だ。「こんな茶番に良く付き合っておれるね」と友の頭に右手をポンとのせたくもなるだろう。しかし歴史はそのように記述され、それを踏まえて新しい日本国はスタートしてしまった。しかも仮に(敢えて仮にとしておこう)このFictionが終戦時の日米両国の合意(共同謀議)に基づく仕組まれた筋書きだとしたら...。
そしてこの国は今もそのFictionの上をひたすら走りつづけている。
オレンジ色部分下 : 原爆投下の自画自賛、国力の誇示ともとれる発言だ。勝った嬉しさに有頂天になって思わずしてしまった失言か?常道を逸した狂気のみが可能にする発言だ。何年後でも構わないから、お詫びして撤回するのが大統領の、または国家の良識というものだ。
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中国海軍

最新情報ではないが、中国海軍を覗いて見る。
今後は中国情報は、次第にNet上には流れなくなるだろう。
現在もお目こぼし情報だけだけれども。
中国海軍60周年(2009)

"The country's national interests overseas need to be protected with a strong navy," said Peng Guangqian, a Beijing-based strategist, on the eve of the PLA Navy's 60th anniversary today. "China needs a sustainable naval force that can always protect its expanding interests."


As a consequence of the defeat, China was forced to concede Taiwan to Japan and did not retrieve it until after World War II.


The public has also been engaged in talks over the nation's first aircraft carrier, a plan suggested by the navy and Ministry of Defense. Tens of thousands of Chinese backed the idea, while about 80 percent of netizens in a web survey said they would happily donate their income towards the project.

"Certainly, China is changing from a coastal navy to a more regional navy. However, it is not just a navy that is growing, but a country that is growing, economically and externally," he said.


参照:JB Press: 記事
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参照:Chinamil.com 2005年(Real Playerが必要です)
中ソ合同演習 Video壱Video弐
・・・・・・・・・・・
参照:比較的最近のnews:China

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かと思うと一方では、こんなペイジを発見。
○村山富市元総理 中国建国60周年記念行事参列者報告会へのメッセージ
○林芳正参議院議員、前内閣府特命担当大臣のメッセージ
○参列者花園昭雄氏夫婦が創作した日本語の俳句「国慶節」
などが読める。
内容はこちらのペイジでも読める。
そしてまたこんなペイジも発見。後藤田正純後藤田正純)衆議院議員, 木俣佳丈参議院議員, 林芳正内閣府特命担当大臣, 野田毅野田毅)衆議院議員などが祝辞を述べたとある。言うまでも無く国家間の友好関係は何よりも大切なのですが...

2010年1月23日:追記
それぞれの家系や個人の歴史あるいは体験からの思想形成であるだろうから、彼ら亡国の人たちを非難したところで、何の効果もない。中国の国力が日本を常に凌駕していないと、心安らかになれないのだろう。「二度と過ちを繰り返しませぬ」派、とでも言おうか。
また一方、田母神氏を処分した保守、靖国に参拝しない保守、謝罪推進派の保守、拉致問題解決に無関心を決め込む保守、靖国の英霊の中にいまだに戦争犯罪者を探そうとする保守パール判事に難癖をつける保守東京裁判の推移に内心満足しそのまま終わったこととし隠蔽し続ける保守日本人・日本国無罪論を内心快く思っていない保守、方向を見失い行き当たりバッタリに分裂衰退しつづける保守、その数の多さにも愕然としている。もう手遅れかもしれない。右を向いても左を見ても彼らの数は圧倒的だ。

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ウクライナ人捕虜から見た日本人捕虜

ウクライナ人捕虜から見た日本人捕虜

国民新聞記事: 佐藤尚武駐ソ大使
この記事をみて、このペイジを書くことに決めた。
実際の資料を見ているわけではないし、参考資料の指摘もないので鵜呑みにしているわけではない。が、実際激怒すべき時に礼儀に徹するのは、日本人の特性の一部かもしれない。(サダム・フセインに人質にとられた日本人の子供が、そのサダム・フセインに花束を贈る映像は、まだ人々の記憶に新しいだろう。)第3者には個人的保身のための”ベンチャラ”にしか見えない卑劣な行為である。佐藤尚武駐ソ大使の場合は日本人の特性として礼(摩擦を避け、長いものに従順に巻かれるための礼?)に徹したのだろうか、心情的にすでに日本人の自覚が欠損し始めていたからなのか。どうなのだろう。少なくとも佐藤尚武駐ソ大使には、大日本帝国の敗北は、すでに数ヶ月前に未来の事実として認識されていたことだけは確かだ。
後世に残す歴史のためにも、激怒すべき時に激怒するのは、人間としての(この場合は国民としての)義務である。
緊迫した国際社会において、和をもって尊しとなす、が国是であっては、先細りの衰退しか未来には見出せないことを知るべきだ。

元シベリア抑留された兵士達の証言と歴史の検証
You Tube 1 & You Tube 2 & You TUbe 3 &
You Tube 4 & You Tube 5 & You Tube 6 & You Tube 7 :

参照:シベリア抑留に関するヒットした歌
団塊の世代の耳にはかすかに残っているかもしれない。けれどもまだ幼くてその意味を充分に解せなかったのではないだろうか。歌詞をじっくり読めるように解説にもリンクした。Videoを見た後の今なら、さらにより良く、意味が立ち上がってくるのではないだろうか。

1945年8月9日ソ連満州侵攻・シベリア抑留
You Tube 1 & You Tube 2 & You Tube 3
You Tube 4 & You Tube 5

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No title

Mussolini


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・・・・・追記:2011年11月22日・・・・・
愛の勝利を:映画
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女 

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調印後のマッカーサーのラジオ演説

昨日のペイジ「玉音放送の謎」を繰り返して見て、ああだからこうだろうという推量が明らかにずれていると感じられる個所がいくらかあった。全員が右往左往したのは、日本民族未経験の敗戦をどう受け止めるべきか、連合国側がどういうけじめを求めてくるのか、想像を絶していたのだろう。国民にいたっては男は全員殺害され、女は凌辱されるかもしれないという、言い知れぬ恐怖に緊張していたことだろう。
前にTel Quel Japon過去記事「敗戦に到る関連資料」を書いたときに「マッカーサーの演説」について気づいていたが、「敗戦に到る関連資料」としてさほど重要とは思わなかった。しかし「マッカーサー元帥と昭和天皇」を読んで、この9月2日の演説が支配者側がどんな占領政策を実施するかに関して被支配者側が得た、最初の感触であったことが分かった。すでに一方的な解釈に裏打ちされた演説ではあったけれども、国家も国民も存続し復興する気配が感じとれ少しは安堵できたのではないだろうか。1945年9月2日のことである。翌日9月3日の高松宮宣仁親王の日記には「マッカーサーを、岩戸の後ろに閉じ込められていた天照大神を再びこの世に引っ張り出す手力男命だとする見方もある」というマッカーサー観が書かれている。(「マッカーサー元帥と昭和天皇」p.71&72)少なくともそういう着想を可能にする極めて重要な演説だったのだ。
敗戦に到る関連資料」の中にリンクしている「降伏文書調印式関係:京都大学の資料」の「ミズーリ号上でのマッカーサーの演説」はそこに書いてあるように、調印前の短いコメント程度の演説で、調印後のマッカーサーのラジオ演説は資料に含まれていない。先に書いた理由により、このラジオ演説が貴重な資料になると認識したので、今日はその全文を書き出すことにした。(さらに次回はこれを音声でお届けしましょう)
・・・・・・・・・・・
2010年1月9日 追記
全文の書き出しでは画面バランスが重苦しくなったのでファイルにまとめました。クリックして別画面で御覧下さい。
マッカーサーのラジオ演説:1945年9月2日

2010年1月10日 追記
MacArthurの演説はTrumanの演説に比べると比較的人間性が感じられる。それ故に最後のオレンジ色の部分でMacArthurがしている対比、この部分でドキリときた。感情的に対抗するのではなく、反論するならば、言葉と誠意を尽くして反論論拠を示さなければならないだろう。さらっと読める部分ではあるけれど、意外と深い根っこに繋がっているかもしれない。
the calm, deliberate, determined fighting spirit based upon a tradition of historical trait 対 the fanaticism supported only by mythological fiction
歴史的事実、あるいは国際法的正義云々に関してではなく戦闘スピリット、戦闘精神そのものの対比なのであるから。敗北から真に回復するためには、(特に将来の再生のためにも)ここを議論し尽くさなければならない。

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玉音放送の謎

玉音放送の謎: 番組
You Tube 1 & You Tube 2 & You Tube 3 &
You Tube 4 & You Tube 5
終戦の詔勅 ※日本放送協会アナウンス付
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Fall of Singapore:連合国側のunconditional surrender
No.1 & No.2 & No.3 :
2010年1月9日 追記
30年程前にこの辺りを旅行した時、現地のガイドがこの話をしてくれた。今も日本人旅行者にはこの話をするのだろうか。またその数年後インドに行った時には、子供の頃日本兵に教えて貰ったと言って日本人旅行者相手に日本語の子供の歌を公園で歌う大人のインド人がいた。「日本の兵隊さんに可愛がって貰った、日本人が大好きだ」そう言って、♪雨雨降れ降れ母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな...♪などと歌った。「日本軍が恋しくて、思い出してはずっと歌っている」と言った。姿の見えない幻の日本兵に駆け寄りたいと思った。
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大東亜戦争の真実 : You Tube
no title
The Imperial Japanese Navy  :You Tube

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今「マッカーサー元帥と昭和天皇」榊原夏著 2000年1月23日集英社刊と 歴史検討委員会編「大東亜戦争の総括」平成7年8月15日展転社刊 を読んでいる。後者は当時の細川発言に危機感を感じて企画された書物だ。私が編者ならば、出雲井晶氏の講演は割愛しただろう。ここだけ読者対象が5歳児程度に落ちる。全体の緊急テーマもぼやけてしまう。質的にもタイミング的にもここがほつれとなって「全体が台無し」になりかねない。
発行からおよそ14年、状況は悪化こそすれ一向に改善されない。口を開く前に、相手に聴く耳を配るくらいの工夫を凝らした慎重さが企画・編集サイドに必要だったと思う。

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