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TEL QUEL JAPON

リビドーの音階が砂漠に死んだヤギの乳をしぼっていく

Black Dragon Societyの実力

black.jpg

予想を超える写真を見つけた。来日した黒龍会のエチオピア人メンバーたち。まだ確信は持てないが、以前にも書いた、人種差別撤廃条項に対して、日本に共鳴した黒人の存在と日本との友好関係に関する証拠写真と呼べるのではないだろうか? 黒龍会の役割は日本ではほぼ抹消されているが、そして外国でも歪曲されている場合がほとんどだが、写真や実写filmだけは、勝手な歴史の再構成を許さない。色は黒いが所作といい表情と言いその佇まいといい、完全に日本人の心を体現している。サムライを感じさせるエチオピア人たちに唖然としている!元サイト:Black Dragon Society

The reality, however, was that pro-Japan feelings among black workers as well as the black middle class had been building since the turn of the century, followingJapan’s celebrated victory over the Russian fleet. This mood was given greater impetus during the worst years of the Great Depression by the appearance in Detroit of a Japanese national known as Major Satokata Takahashi, who took command of an association known as The Development of Our Own.
Mr. Takahashi’s initial organizing activities in Detroit, Chicago and St. Louis, and the “ripple of efects” therefrom, led to the messianic expectation on the part of tens of thousands of African Americans throughout the midwest, the upper and lower Mississippi Delta, east–central Oklahoma and the New York-New Jersey region that Japan’s imperial army would free them from the ravages of American racism.

参照:Satokata Takahashi
参照:Pacific Movement of the Eastern World
ここでようやく上記の写真や上記の内容の概要がくっきりと判明する。日露戦争に勝ったこと、そして人種差別撤廃行動をBlack Dragon Societyが広範囲に実践したこと、それゆえにアジア人のみならずイスラム教徒も含めアフリカ・アメリカの黒人たちのハートを鷲掴みにしたこと、そして彼らに反逆の行動を促したこともわかる。現代日本人には想像も及ばない歴史の闇に揉み消されたBlack Dragon Societyの唖然とするほどの実力である。
こちらのRecent Workの4番目6番目をクリックすれば、さらに詳しい内容がわかる。

上の写真で日本人にも見える右端の青年がエチオピア皇帝の甥、アラヤ・アベベ公、彼は日本が気に入り日本人女性との結婚を希望、お相手は子爵令嬢黒田雅子さんと決まった。
参照:黒田雅子とアラヤの結婚話(1931):近年映画化の話もある。

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前にも出したが今再び
You Tube 人種差別撤廃に全力を注いだ戦前の日本:
パリ講和会議 & 人種的差別撤廃提案
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荒唐無稽の娯楽映画であるが、戦時中に黒龍会に関する映画がつくられていた。
恐れ慄いていたのだろうか。ホラー映画に分類されている。
Black Dragons (1942)

・・・・・2012年7月19日追記・・・・・
頭山満と玄洋社 6/9 のなかで、玄洋社とエチオピアの関係に触れている。アフガニスタンにもパイプがあった。他でも調べてみたが、モロッコとも政治思想的に交流していたようだ。時間があれば、具体的な資料を探してみたい。この伯壬旭と言う人は3/9では大川周明にも触れている。(注:東條の頭をパンパンパンと叩いた、と言っているが、filmで見る限りでは、ポンと手を乗せた、ようにしか見えない。「お前がしっかりせんからこんなことになったのだ」とポンとたたいた、と言う人もいる。「こんな裁判に本気でつきあう気かい?ばかばかしいねぇ」というのが、このシーンの私の字幕だ。追記:7月21日=ここで民権運動と言うのは尊王の流れを汲む、という大川周明の説の紹介がある。複雑化されるが非常に興味深い。)
Tel Quel japon過去記事、玄洋社員・名簿も参照されたし。

・・・・・追記:2012年8月19日・・・・・
田原総一朗「日本は侵略されたアジアを開放するために戦った」
田原総一朗を見直しました。最初から17分辺りまでを是非に。思考が柔軟だからこそ、独特の視点での転向が可能になった。この辺に踏み込む人は保守でもめったにいない。頭の中において漬物石の占める割合は、残念ながら保守の方が圧倒的に大きいということか?
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No title

Mussolini


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・・・・・追記:2011年11月22日・・・・・
愛の勝利を:映画
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女 

テーマ:戦争 - ジャンル:政治・経済